Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ワイン会の印象

24日、日曜日のローヌワイン会は、全てのワインの状態も良く、印象的なワインがいくつもございました。やはり特にギガルのコートロティ ラ・トュルク‘92とレイヤスのシャトーヌフ‘96は別次元の物で、個性溢れるワインに皆様も喜ばれたのでは。私自身今回のワイン会は、ぜひ皆様にシャトーレイヤスの印象を伺いたく思っておりましたので、意義のある会だと思っております。
・Chateauneuf du Pape‘96.Chateau Rayas
ほぼグルナッシュにて仕上げられるこのワインは、ハッとする程ピノノワールの印象を持ち合わせ、レモンバームなどハーブのメントール系の香りやザクロ、なめし革や野獣の香りはとても個性的なバランスで、他との違いが楽しく淡い色合いの中にも、とても凝縮した継ぎ目のないワインでした。また甘みもエレガントでべったりとはしておらず、酸のレベルが高く、全体像としてエレガントでローヌワインらしからぬバランスの良さに引きつけられました。
さて、5月のイタリア、アンティノリのワイン会のお席も全てご予約いただけました。ありがとうございます。
また、6月のワイン会は今のところシャトー・ムートンロートシルトのヴィンテージを中心に企画中です。後日またご案内いたします。
早いもので4月も最終週です。ゴールデンウィーク前のゆったりとっしたお時間を私共でお待ちいただければ幸いです。

 Sommelier R.Imamura