Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’87’83

本日のお昼間も週3ノルマのジムに。45分間の山登りマシーンで何と600キロカロリーのデジタルメーターをさす有酸素運動をこなすのですが、この数ヶ月でここまで数値があがりました。500キロカロリーが精一杯だったのですが、やはり慣れとは凄いものです。なのに体重は何故か減らないな?でも、上半身はややしまったような気がいたしますが・・・・・。
で昨夜の’80年代は
・Barbaresco’87 Gaja
・Chassagne Montrachet’83 Leroy

中盤までやはり中々動きがない展開ですが、久々に遠方からのムッシュのお声のお電話が。今回も5名様のご利用でしたが、女性をお一人含めてでしたが皆さま頭は綺麗に刈り込まれておられる業界の方々で圧巻です。
お約束のヌーヴォーを注がせていただく流れですが、ままここは前座で。イタリア料理を楽しまれて来られたそうなので今宵はイタリアの帝王を。今回のガヤのバルバレスコ’87は、抜栓時の味わいはやや酸高く デキャンタをすべき味わいでしたがホストテイスティングでもやはりそんなコメントも。中盤から何時も通りのスミレの香りが全開になることで安堵いたしましたが、’80年代後半はまだまだ注意が必要か。
深夜の何時ものお二人は今宵もルロワの白を。先月はムルソーの’69でしたので味を占めてでしょうが、個人的には多めのボトルを複数本仕入れたこのルロワのシャサーニュでしたのでもう既にお勧めしていたような気になっていたので。中々、沢山の同一銘柄をお抜き続けるのはソムリエ的にも気持ちを切り替えてなのですよ!
ですが、やはりゲストの皆様は初の舌づつみでしょうから今回も高い評価をいただけ幸いです。何よりもワインに対してポジティブな見方をされるワインラヴァーと言うのが有り難く。
もちろん、この手の熟れた白の優雅さを理解されることを僕自身が知っているからお出し出来る顧客と言うのも大切な条件ですが・・・・・・。

                   Sommelier R.Imamura