Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブルゴーニュ

本日のお昼間は、祇園街の売り掛けの回収と先につぶやかせていただいた追加のワインを店舗へと。
もうひとつは、先日いただいた長男の工作?なのでしょうか佳作の大きな賞状を親ばかながら何時もの額屋さんに額装をお願いに子供達を連れて。意外にリーズナブルな額でしたが、彼の何かの思い出になればと。そんな重いではありましたが。
さて、昨夜の不甲斐ない何とも寂しき週末の金曜の晩は
・Beaune Avaux’64 Leon Violland
・Chambolle Musigny 1er’88 Joseph Drouhin
・Pommard Les Argillieres’97 Parent
前半に幾らかの動きはございましたが、これが12月の週末か?そんな難しい局面ではあり。
しかも3Fの私にとっては、とても微妙な存在のテナントさんの騒がしさに堪忍袋の尾も切れるようなクレームを。お互いにビジネスではありますが、解決の糸口は微塵も感じられず。お恥ずかしい。
で後半にお越しのかなりご無沙汰なマダムは。病み上がりとはおっしゃられながらも結局2本とハーフを私と二人で飲み込んでしまいました。長々とお付き合いさせてしまい申し訳なく。あ、お忘れ物がございましたが。また次回にでも。
今宵は、まあ1本でしょう。との思惑は嬉しい誤算ではありましたがヴィンテージの流れは正直よろしくは無い姿に。
60年代のブルゴーニュも未だに美しい果実味を讃えるレオン・ヴィオランのボーヌのプルミエ。ジャムのような濃密さもボーヌならでは。
ぐっと若返りましたが’88のシャンボールのプルミエ、流石に酸の紡ぎだす絶妙なバランスはこのアペラシオンの得意とするところで気が付けば20年の熟成を経ていたような、そんなヴィンテージかと。
〆はポマール。ハーフでしたので小娘のような段階になってしまいましたが、ややお互いにも疲れが。果実の芳醇さは若さを物語りますがブルゴーニュのプルミエを3種とは今宵も贅沢な晩餐で。
また、お相手いただければ幸いです。

       Sommelier R.Imamura