週頭の耐えを過ごす感じでしたが、ひょんな形からの再会を得た後輩に利用してもらえるような晩で。１５年ぶりぐらいですかね、私共の店舗を持つビルにまたしても新たな如何わしい店舗の開店に微妙な気持ちを得ながらも。
・Ｂｅａｕｍｅｔ Ｒｏｓｅ’８３
ただ、残念ながら友人や後輩や同業者さんなどビジネスに徹しきれない私の甘さは相変わらずでご理解いただける範囲のワインをお飲みいただきながらも結局、それはそれで。
後半に狭い祇園街の兼ね合いが、強く感じられる時間帯もございました。そんな中で楽しませていただくご常連さんの深夜のご来店は〆を彩るシャンパーニュ・オールド。
高騰し中々熟成した、シャンパーニュは手が出し辛くなりましたが今回随分色々な銘柄の入荷が。ただ、気が付けばその中での現実的な銘柄は無くなっていくのでしょう。そんな１本のボーメのヴィンテージ･ロゼ、’８３はシャンパーニュ･エリアでも評価すべき生産年ですが見つけ難く。淡いサーモン･ピンクにやや琥珀のニュアンスを溶かし込んだ色合いで。それでもまだまだ若さすら、かもしだす泡の元気の良さで。甘みの奥に円い酸を纏め上質な余韻は幾らかタンニンすら感じさせ。
今宵、２本目のシガーを燻らせながらそろそろ限界かな？と思う最終のゲストで・・・・。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
