Ｈｅｎｒｉ Ｇｉｒａｕｄ

寒さ厳しく１２月らしくなってきた今宵は、後半が随分と動き着実な一日に。
久しぶりのブルゴーニュの彼女もハード･スケジュールに体調不良を。お連れの方は、遂にロマネ・コンティ’６０をお持ち帰りになられました。今夜も素晴らしいワインを楽しまれましたが、どうやら東京の某ホテル・チェーンのワイン･サロンがお気に入りになられたようで。少しジェラシーを。
その後にも彼女の兼ね合いがあられるゲストの時間差でのご来店にお互い胸を撫で下ろすシーンも。
ただ今宵は、これらの方のお楽しみになられたワインよりもランクは劣るものの素晴らしいシャンパーニュが。
・Ｈｅｎｒｉ　Ｇｉｒａｕｄ　Ｆｒａｎｃｏｉｓ　Ｈｅｍａｒｔ　Ａｙ　Ｇｒａｎｄ　Ｃｒｕ
最近巷でシャンパーニュ･ラヴァーの注目を集めていたアンリ･ジロー。嘗ては英国王室ご用達だった為市場には、ほとんど出回らず私自身もあるワイン･ラヴァーから「知ってる？」と試された経緯で入手することになりました。
シャンパーニュを最愛と自認している私にとっても、これは試さない手はないとあの方にお勧めしましょう、と狙ってはおりました。予定通りの結果とテイスティング・コメント通りの”香りはクリュッグを思わせるが、より新鮮でエレガント”正しくその通りの味わいに個人的には温度をやや高めにしてあげて大ぶりのグラスで極上のアロマを拾いたいもの。ゲストにもお味は評価いただけたものの、温度とグラスの好みは相違点が生じてしまいましたがこれも嗜好品の最たるものの宿命、色々です。
さて、今年も残すところが見えて参りましたが後半のクリスマス辺りの日取りが非常に気になるところです。比較的バー使いで、ご予約のご連絡はギリギリまでいただけない場合がほとんどではございますが、大体皆様の動きは集中してしまうもので。出来ればこちらにアクセスしていただけておられる皆様には何とか「ごめんなさい」とは言いたくないものです是非お早目のお電話をいただければ幸いです。
華やかなこの時期でありワインが欲される時ですから・・・・・・・・・。

　　　　　　　　　　　　Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ　Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ