土曜日のグラン・ヴァンの嵐に、流石についに疲れの色が濃くでて参りました。アルコールが抜ける感が無く、肝臓が正直信号を出して。ですが、今宵も昨日に引き続き忙しく。今宵と昨夜のグラン･ヴァンは
・Ｃｈａｔｅａｕ Ｊｏａｎｉｎ Ｂｅｃｏｔ’０３ Ｃａｓｔｅｌｌｏｎ
・Ｐｏｍｍａｒｄ Ｃｌｏｓ ｄｅｓ Ｅｐｅｎｅａｕｘ’８２ Ｃｏｎｔｅ Ａｒｍａｎｄ
・Ｃｈａｔｅａｕ Ｍｏｕｔｏｎ Ｂａｒｏｎｎｅ Ｐｈｉｌｌｉｐｅ’８０ Ｐａｕｉｌｌａｃ
焼けたヴィンテージ’０３。昨年訪問した彼女のワインは、’０３も素晴らしいワインをリリースしてきました。フランスでもテイスティングしたものの、落ち着いて瓶熟された酒質はまったりとパワフルなプルーンで、この年はフランス全土で熱く苦しまれた様子がうかがえます。
ついに、彼女のご両親を連れてこられたムッシュはお支払い済みのコレクションから、彼女のバースデイ･ヴィンテージの’８２を。ポマールの偉大なドメーヌ、コント・アルマンはやはり、熟成した優美なブケを。ご両親には、お育てになられた思いでも込められるワインであれば嬉しく思います。
ヴィンテージ’７８の彼女のバースデイは、ご予算等の都合上グレート・ヴィンテージでの答えは出せず。ですが、フィリップ男爵のオマージュが込められた現在のダルマイヤックは、難しい生産年ですが物語を含めて女性同士の誕生日会もまた、思い出深い今宵だったのでは・・・・・・・・・。
この後、ゲストが席を立たれた後に、どっと疲れが出てきて熱を測ると８度代に上がっており、４月の最終日には棚卸しやカウンターの模様替えも為されず明日の出勤に不安を残すダメージのある晩でした。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
