Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Maison Louis Latour’04’00

本日のお昼間は、妻の付き添いで病院に。まま、順調に生皮とでも言うのでしょうか?レントゲンでは このまま固定を続けていけばのようです。
想定よりは 早い時間で 今日の予定はこなせたので 卒業式の為お休みの次男と お犬様を連れてお散歩に。こなすことは 沢山ありますが 限られた時間でもありますので 無理なきように やりますか・・・・・。
で 昨夜の ブルゴーニュのメゾンものですが白を2種
・Meursault Blagny’00 Louis Latour
・Chassagne Montrachet 1er’04 Louis Latour

ブルゴーニュの ラインとしては メゾンものと ドメーヌものの 2つの括りで仕込む大きな造り手も。特にこのルイ・ラトゥールは ヴィンテージシールに丁寧にメゾンとドメーヌをはっきりと明記してくれており まま記憶しておけば 必要もないのですが その立ち位置を明確に。
個人的には 別にドメーヌでなくても メゾンものでも 十分に楽しめるものも沢山あるかと。世評ではドメーヌものに高い評価が与えられる造り手も多いのですが。
久々の 若社長のお越しに 気が付けばのようなワイン好きになられておられ。だからこそのワイン談義と 造り手に拘るべきか?格に拘るべきか?またはヴィンテージや飲み頃に拘るべきか?結論は出ないのですが やはり ある程度の飲み頃をはっきりと感じさせてくれるのが 僕のカウンターでの持ち味かと。
こちらは、お電話で やや不可思議なお伝えでしたが ままそれも前向きに 不幸中の幸いと受け止めての 3年以上ぶりだったと思われるかな?お変わりない お二人のお姿と関係性にも安堵ですが これを機に また しばしばご利用をいただけることを。
そんな流れでのソムリエ的なお遊びのようなセレクトですが 白のリクエストが重なったので。
ムルソーとシャサーニュ 白の二大巨頭のような銘柄ですが どちらもグラン・クリュではないですが 十分なプルミエ・クリュは 10年以上の熟成で まろやかな酸の持ち味に 熟れた林檎の蜜の味が。
ヴィンテージの要素もございますが 個人的には やはり’00のムルソーの方が 豊かな豊満な味わいで。シャサーニュは モンラッシェの名を冠するものの 現段階では やや林檎の蜜も 青い色調が見え隠れかな?で。
ただ、シャサーニュの顧客は お料理をお召し上がりになられながらの ワインでしたので これはこれで相性的には 有では?の それでものヴィンテージ’04で。
結果的には、どちらに顧客も 次へと繋がる ポジティブな印象に。
Sommelier R.Imamura