Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

プレ オープン?


昨夜は、意外な形から 実はプレオープンのような形の流れに。
仙台からの顧客だったのですが3年振りかな?ご連絡をいただいておりましたので。
友人の勤めるお店のご紹介も考えていたのですが 折角なら シュミレーションも兼ねたご利用が許されるならばと打診を。
完全に仮設状態でもありましたが、ワインも澱が落ち着くものが 僅かながらも150本くらいかな?まま、通常の店舗までさんなら十分な本数でしょうが 僕のストックからすると。
ですので、夕方から施工業者さんにも無理を言って。午前中から 厨房重機を運んでもらう大きなミッションも今日はあり、やっとお店らしく 整えられていたので。オーブンコンロの運び忘れてなど トラブルは ご愛嬌ですが 保健所の申請など お昼寝タイムを除いては 非常に慌ただしく。
夕方には 大型スピーカーと音響機器を持ち込み、帰宅後に葉巻のヒュミドールを抱えてタクシーさんで。
汗だくで トイレの掃除をこなして お越しをお待ちしていると 5Fの窓から直ぐに解りました 顧客のドクターが眺め上げておられ。今迄の店舗ではなかったシュチュエーションですが 階上からお声をかけて 登ってきていただくことに。
そんな流れで懸念はしていたのですが、ファーストゲストは京都のドクターであったことも 幸いでした。
・Barbaresco'88 Gaja
セラーの温度の状態も確かめたい 大切な案件で、こう言った確認事項も多々あり。冷房の効き目や 音響のヴォリュームなども。
何時もと同じ状態ではないものの 素晴らしいガヤのバルバレスコは 何時もと同様に 心落ち着く新たな店舗での初抜栓の記念の1本に。
その後に やっと仙台からの 顧客がセカンドゲストに。
・Morey Saint Denis Clos de la Boussiere'96 G.Roumier
・Giusto di Notri'96 Tua Rita
96で合わせた2本になりました。ルーミエも更に希少な造り手になっているような。やっと飲み頃を意識させてくれる段階かな?20年近い熟成と濃縮されたエキス分を感じさせます
優雅な味わいの1本かと。
トスカーナも1本。スーパートスカーナの ひとつになりますかね。メルローの甘みが詰まる 甘美なスムースさで。解り易く近づきやすいスタイルは 今宵の〆に ほっこりと。
フライングした プレオープンでしたが 大切な顧客お二人としばしのお時間が過ごせたことも また意義深いもので。有難うございます。
Sommelier R.Imamura