Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Barbaresco’90

本日のお昼間は、所要はありながらも少しだけ初夏を感じられるお天気にトライアンフを。やはり車検から戻ってくると 調子はすこぶる良く。ワイン同様ではありますが、50年の時を軽く飛び越えて 未だまだまだ現役で快調に。まま、そうだよな キューバの人たちは そんなアメ車を乗り継いでいたのだから ある種当たり前か・・・・・。日本の方が どうかしてる気もするか・・・・・。
で昨夜の本当に本当に久々の
・Barbaresco’90 Gaja

ああ、何とも久々のお越しに思わず”おお!”と声が出てしまうくらいで。
ワインのお届け等は、しばしば行われていたので ビジネス上は 全くではなかったものの それでも正直寂しい思いもありましたが・・・・・。
いずれにしてもお立場上色々と お顔を出さなければならない方でもあるでしょうから この街でも特に芸妓さんがたには。そんな時間を縫ってお越しに改めて。
そして、お年の頃は まだまだお元気な筈なのですが最近はお飲みになられる量も そうでしょう。
結局、ハーフを選択肢に入れて頂きましたが ですので失礼ながらも目いっぱい。
やり過ぎな感もありましたが、五大シャトーの’80年代の逸品やジャドのミュジニなど これは意識して仕入れをしなければ中々何処にでもは?のものが10本ぐらい並べられるので。
そんな中の それでも 幾分愛らしさすらのガヤのバルバレスコを。ただ、これもヴィンテージが小さく入っているのですが’90なのです。’99の手持ちもございますが、この’90は やはり別次元の”干しブドウ”のニュアンスが明らかに感じられる熟成の醍醐味で。何とも希少なイタリアの帝王のハーフのオールドですが、これで後は先の’99のみとなりました。ハーフでも 偶には極上のスミレのブーケを嗅ぎ取りたい!そんな時には思い出してみてください。

             Sommelier R.Imamura