Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

4連休もいただいてしまい・・・

本日から平常通りの営業を再開いたします。4連休もいただいてしまい、僅かながらの休日中のお電話と日曜日に次男と店舗の確認にトライアンフで風に当たりながら来店した際に2階から降りてこられた遠方からのゲストにも申し訳なく思っております。これに懲りずに変わらぬご愛顧を本日からまた是非是非よろしくお願いいたします。
連休は、さして遠出もせずに過ぎ去ってしまいましたが 子供たちが何よりも喜んでくれていれば幸いなのですが。長男とのサイクリングに、次男は今流行の映画に。愛犬のカットにささやかな外食と義母との子供の日の語らいと琵琶湖の釣りと あっという間の4日間ではありましたが 大したことは無かったのですが疲れたかな?まま、それでもお正月くらいだからな4日の連休は。切り替えて、今月も何とか乗り切りたい!
で連休前のグラン・クリュは
・Griotte Chambertin’98 Ponsot

毎年、祝日の動きは考えさせられますが 勿論ご予約がしっかりといただけているのであれば 正直お商売に勤しみたいのも本音ではあります・・・・。
どちらにしても連休前などは、特に動きも緩慢になるのでこの金曜の晩も素晴らしいワインではありますが続かない待ちぼうけで。
今月の特集の人気のドメーヌのポンソ、何となく哲学的な印象もある彼だからかな?彼のラインナップもまた素晴らしいものでモレのグラン・クリュにシャンベルタンのグラン・クリュまで網羅する煌びやかなもので。
ですが、正直今となっては高嶺の花の印象も強く 特にグラン・クリュは手が出し難いのも現実でしょう。また、嘗ても古酒に関しては市場にも多くは無く 少ない経験のオールド・ヴィンテージも同じような立ち位置に存在するデュジャックのような手放しの存在ではないような・・・・。
ただ、この’98なのですがリリース直後のクロ・ド・ラ・ロシュは特にピュアで華やかな印象が忘れられないものだったこともあり 今回放出したグラン・クリュ・アソートメントも購入に至った経緯です。
また、このシャンベルタン村の特級の中でもグリオット その名の通りのチェリーの香り華やかなこのアペラシオンの最上の造り手としてもこのポンソは。
限られた時間の中でしたが、やはり早いと言ってしまえば時期尚早なのは否めない。二口目からのゴージャスな味わいも確かなのですが、16年の時の中でのバイオリズムはワインの味わいのお好みとしてはお人それぞれですが。
まあ、それでも2000年以降のブルゴーニュを 扱われることとは また全く異なる世界観ですので悪しからず・・・・・。

                  Sommelire R.Imamura