Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

200ANS

本日のお昼間は、ジムに。山登りマシーンをこなしながら、お昼のワイドショーに見入りましたが韓国では大変な事故が起こってしまったようで。300人規模の人災ですが、船長が我先に逃げ出したのはイタリアでもあったな・・・・。もう、ここには言及しても今更ですが難しい救出が一人でも多くの人命を救出されることを心から。
で昨夜の200周年ボトルは
・Aloxe Corton’97 Louis Latour

4月の苦戦は本当にここにきても諦めに近いような気持ちですが、そうも言ってられないので僅かながらでも少し少し積み上げていくしかないな・・・・。
深夜のお越しのマダムは、こちらも久々に。前回のご利用はやはり大分酔われていたようで、ままそれでも記憶はあられたようなので。
それにしても相変わらずお商売はご繁盛のようで肖りたい限りです。4月は桜の時期だけ東京に出店されていたそうで、京都でも活躍される方は東京でも。僕にはそんな機会も勇気も中々ないのですが。
200周年か、凄いことです。僕自身で13年ほどかな?店自体は20年には至りませんが、それでも非常に大きく変貌もありましたので おそらくは彼らのメゾンも200年の間には様々なことが起こったとは思われますが 歴史の一幕にもなるブルゴーニュのメゾンのルイ・ラトゥール。
1797年からの創業でこのボトルは’97のヴィンテージのアロース・コルトン。もう5年くらいにはなるかな?西村さんに分けていただいて自宅地下セラーでじっと。そろそろと言うタイミングが今月のルイ・ラトゥールの特集に合わせてだったのですが、勿論まだまだ10年20年と末永い熟成も可能性の有る上質な1本で。
それにしてもこの所、やや若いヴィンテージの彼らのボトルを抜栓させていただいておりますが何時もならもう10年くらいは寝たものばかりだけに 比較を弥が上にも。
まあ、当然ながらこの’97でも17年くらいは熟成して滑らかさは十分なのですが 何時ものトリュフなどのブーケは全くなのが・・・・。
その分、豊満な果実の味わいはよりピュアに感じ取れこれもまたブルゴーニュの魅力なのでしょう。
ちなみに来月はドメーヌ・ポンソをピック・アップした特集です。’98のグラン・クリュ・アソートを崩す形ですが、どんなものでしょうか。クロ・ド・ラ・ロシュは、何度か若い間に呑み込んだ記憶がありますがの’98です。

                  Sommelier R.Imamura