Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’78’76

本日の朝から次男の幼稚園の運動会に。今年も彼はかけっこでは2着で涙を流し後ろの子に慰められておりましたが、年長さんの中でも最もちびっこですがリレーのアンカーに。最後は他のアンカーの子の転倒でギリギリ抜かれませんでしたが危なかった・・・・・。
これで今年も秋の行事は終了いたしました。
で昨夜のシャペルは
・Corton’78 Chapelle
・Santenay’76 Chapelle
中盤からお一人様のご利用が重なりお相手に苦慮するシーンもありましたが色々と致し方ないことも感じられ。
後半の何時ものお二人のお越しにブルゴーニュのヴィンテージが。ネタの案件もございましたので、深夜の2本の飲み込みになる展開に。
結果として好みがはっきりと共通点が見えてしまうことなのでしたが、格やプライスから考えてもより上質なものは明確だったのですが顧客の方のお好みはやはり店主の好みに近しいものなのです。’78のグラン・クリュは当然ながらお買い得なシャペルの中でも他の造り手同様にお安くはないもの。それだけに期待もありそしてその期待にも応える味わい。芳醇な果実の味わいながらも、しかしながらまだまだ酸の味わいにシャープさも残すもので。
2本目のサントネイ、ヴィンテージのキャラクターは硬さを主張するものですがアぺラシオンからは大きな期待はされない方も多いエリアですが。個人的には、より硬さがほぐれるのはこの辺りからの勝負になったりするものです。そして何よりも同じ造り手ながらもエチケットの違いが表わす、品質の違いがここにはあったようです。余り今までは感じてはいなかったのですが、タストヴィナージュ その名に恥じない完全に開ききった柔らかい味わいにお連れのマダムは他のご意見ではありましたがムッシュはやはり。改めてこの造り手のシャペル、忘れてはいけない上質な造り手でありお買い得さを未だに残す見つめるべきドメーヌ。

           Sommelier R.Imamura