Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

大中小

10年以上もカモられていた・・・・。お恥ずかしい限りなのですが、町内標識社なる領収書を持ったおっさんに半年に1度づつ¥3、000−を寄付し続けていた。しかも、雇われていた時からだから余り疑問にも思わなかったのですが独立した際に何気なく 何処にその標識はあるのか?と確認したのに流してしまい微妙な額なだけにカモられ続け・・・・。
昨日は何となく金欠な為、払いたくない!と言ったことから、犯しな言動になるオヤジに決別を。その後ネットで検索すると出るわ出るわの情けない上に嫌悪感に苛まれ・・・・。
個人事業主の方は、ご注意を。まあ、こんなカモられかたの経営者は僕以外には余りおられないでしょうが・・・・。悪知恵がはたらく方もおられるものだな、勉強になりました。
で昨夜の切り替えのような大中小は
・Francoise Bedel ”Entre Ciel et Terre” 中
・Chateau La Lagune’81 Haut Medoc 大
・Chateau Meyney’78 St Estephe 中
・Opus One’94 Mondavi & Baron Philippe 小

本当に有難い、昨夜はカモられていたことが発覚しただけに。
先日、北海道からのご利用になられ 二度目のお電話の際は何とも辿り着けなかったようで。ご心配しておりましたが、今宵は団体さんで。
それにしても流石にご講話をされるお坊さんはお話上手だな。思わず聞き惚れてしまいました。
ベデルのNVながらもこのボトルは5年くらい忘れていたかのようなボトル。コルクもヴィンテージ・シャンパーニュの如き状態で滑らかに泡の柔らかさが。
マグナムのラ・ラギューン、’81のオー・メドックですが やや芯が定まらないこのコミューンの印象を大は流石の安定感。でキャンタージュで一気に昇華するグラン・ヴァンかと。
〆は’78のブルジョアですが、コルディエ時代のメイネイはヴィンテージのキャラクターもありまったりと飲みごろを。スグリのジャムを噛み締めるように。
そして今宵も仕切り直しの1:00以降に。ハーフのラインナップの中からオーパスを。折角ですので、より上質なヴィンテージを望まれ’94のカリフォルニアのビッグ・ヴィンテージを。深夜は祇園町のお姉さんを伴われておられるだけに更に飲みごたえのあるグラン・ヴァン、素晴らしい粋なお方かと。来週もお持ちしております。

           Sommelier R.Imamura