Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージシールは欠損ながら’89です

本日の映画鑑賞は、サダム・フセインの長男の影武者を描いたもの。正に二代目のどうしようもない鬼畜に描かれていましたが、本当にそんな人物だったのだろうか?そしてまたこの時期に、この手の映画がケーブル・テレビで流されることにも何か意図が感じられますが・・・・・。
そして入荷されたワインが6本入りの木箱で12本。
チリのプレミアム・ワインの最高峰のひとつのアルマヴィーヴァ。ワイン商の得値で非常にお買い得なプライスで。しかもヴィンテージが’97で。’96もファースト・リリースと言う形で売りに出ていたのですが、個人的には値ごろ感で’97を。チリのコンチャイトロとボルドーのムートンのジョイントベンチャーの評価される上質なボルドー・スタイル、フィガロの結婚のイメージも強いですが来月のお勧めの1本です。
で昨夜のヴィンテージシールが欠損しておりました
・Saumur Champigny Les Chassoirs’89 Couly Dutheil

久々の芸妓さんのお越しやワシントン・ワインの輸入権を得たとのセールスを兼ねたカナダ在住のムッシュなど中盤はだらだらとした展開で。金曜の晩ですが、やはり中々難しい展開には変わりなく。
終盤にお越しのこちらも久々のムッシュでしたが、飲み友達のような形で申し訳なく。
先月の特集でもあったこのロワールの逸品のひとつのこの造り手。
’89のカベルネ・フランをお試しいただく機会も中々杞憂で、そのトマトやピーマンの香りは特徴的ながらもこれもまた熟れた果実の味わいに洗練されたものに感じられ。
華やかさには欠けるものの、いつものボルドーブルゴーニュとはまたスタイルを別にする興味深いアイテムかと。
お陰で紫煙も久々にあげ、リラックスした週末の晩を得られましたが経営的には問題だな・・・・・・。
         Sommelier R.Imamura