Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’93’75

何もしていない訳ではないのですが、相変わらず店舗テナントビルの玄関周りの劣悪な環境は改善されません。何処か心の中では諦めもあるのですが、目に余る対応にはやはりこちらも黙ってはおられません。今回はお隣のビルのテナントさんも関連があったのですが、僅かな間に閉店されるなど難しいよな・・・・。僕も中々難しい経営状況の中で耐えておりますが、雑多な職種のテナントさんが入られているだけにこちらが信じる常識は通じないところにも絶句いたしますが・・・・・。テナント大家さんサイドにも立場上微妙かもしれませんが解決能力の欠如に唖然とさせられます。愚痴りました。
で昨夜の久々の男性陣は
・Moet et Chandon Grand Vintage Collection’93
・Charmes Chambertin’75 Lionel J.Bruck

こちらも久々のムッシュでしたが、今宵はお三方で。一番お若い方が糖尿病とは驚かされましたが、体質でしょうから致し方ないですね。酒豪のオーナーさんですから大変でしょうが、こちらも合わせて末永いお付き合いを。
今回、エージェントさんからお勧めでいただいたこのグラン・ヴィンテージ。3本だけいただいたのですが、取り敢えず今回はコメントを差し引いておきましょう。
紫煙をもちろんのように3本あげる時間ですが、赤は’75と言うことでムートン’76から変更に。まま、この’75のブルゴーニュは個人的にも興味深い1本でしたので。ですがですが、以外にもリコルク物だったんです。キャップシールとエチケット、液面からしても想定しておりませんでした。造り手的にも彼らのボトルでリコルクは未だ未経験だっただけに・・・・。
味わいはこれは中々だったので安堵でした、流石にグラン・クリュ 難しいヴィンテージの’75ですが個人的にはステージは異なりますがDRCは素晴らしかったし・・・・。このボトルも外観の色調はヨダレが出る感じの透明感だったので。吸い込まれるような透明感に愛らしいラズベリーの味わいはブルゴーニュの熟成したものに心から求めるもの。これがあるからブルゴーニュはやはりやめられない。
           Sommelier R.Imamura