Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

貴腐の逸品

本日のお昼間も週3ノルマを果たすべくジムに。普段使いの下駄のように始動してくれるベスパ100ccは相変わらず元気で。ですが、懸案は気に入っていたレザー仕上げのシートだったのですが早くも雨や灼熱の太陽熱にさらされ破けてしまい・・・・。まだ1年持ったかな?中々のコストがかかったかと記憶しておりますが。で、新たに付け替えたグレーのややレーシーなシートはスポンジも薄く仕上げられており合皮で先日の雨も弾ききっており。短い足の脚付きも良くなり、しばしこちらでお尻の痛さも我慢しましょうか。
で昨夜の貴腐の逸品は
・Chateau Climens’94 Sauternes−Barsac
・Chateau Coutet’90 Barsac
一昨日ほどではないもののこの月半ばの週の難しさが。
また、通常は考えられないのですが営業メールと言いますか。まま、確実にターゲットにもなっておられるムッシュシャンパーニュのマキシムの’55ヴィンテージを。Cメールで差し上げることに。どうやら、ビジネスにてマキシムさんのサポートをされておられ以前も確か’76だったかな?マキシムの空きボトルをお持ちになられた経緯もありましたので仕入れの段階もお顔ははっきりと。
気持ちよくお取り置きの返信もいただきましたので、こちらは満足の結果かと。

それにしても、僕のカウンターでお話される声のヴォリュームで気になる方がお一人だけ。貸切の状態でしたら構わないのですが・・・・・。次回からの対応は考えなければいけない。失礼ながらもお話の内容も決して気持ち良いものではないだけに他の顧客に申し訳なく・・・・。
そんなお隣の何時ものムッシュは、軽く苦言を呈されましたが事なきを。そしてマダムのお好みの貴腐ワインですが現在はクリマンの’94を使用しており。イケムの次に評価を受けるシャトーですが、長命な造りだけにまだまだ’94では若い味わいが残り甘味はもちろんなのですがやや苦味が余韻に残ります。
その旨もはっきりと主張いただけたので、結果クーテの’90をお開けさせていただくことに。造り手の評価もこのクーテの上質なものですがクリマンには劣るのが世評ではありますが’90ともなるとまったりと舌に絡みつく貴腐のゴージャスな味わいに甘美な姿は正に深夜の大人のバルザック

                       Sommelier R.Imamura