Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

若めのヴィンテージながらも

連休をいただきました、連休の二日目の朝は決まって早起きして長男を起こすのですが彼にとっての飴があるのが解っているのか無理して起きるのです。今回は5年も居住しているのにお稲荷さんの頂上までは登ったことがなかったので6:00から。汗だくになりながらも澄んだ朝の空気を吸いながら頂上の土産物屋さんのオジさんとしばし。その後の朝食で完全に消費カロリーをオーバーするバカ食いをしてしまいもしましたが。
秋の食材を堪能する久々の夜の外食もさせていただき鋭気を養いました。今週も休んだ分を挽回するために頑張らねば。
ですが、本日も午前中からトライアンフの修理とオイル交換に。田辺まで爆走して行きましたが、今回も相変わらずお安くしていただけ。ですが、目移りするものです我が愛車の’66ボンネヴィルも中々なのですが’50年代の店主の別体はまた美しい造形美にまた野心も持たなければ!
で連休前の若めのヴィンテージは
・Chateau Calon Segur’89 St Estephe
・Santenay Gravieres’89 Chapelles
・Chateau Cordeillan Bages’87 Pauillac
・Nuits St Georges Clos des Corvees’98 Prieure Roch
ご同伴のお電話を携帯にいただきましたが、有難い限りです。お料理の段取りに関しては大変なものですが、それでも当初はビールしか飲まない!と言われていたムッシュですが、流石の柔軟性で結局2本の’89を飲み干す前半の流れに。
週明けにはソムリエ協会の認定試験の結果が出られるようですが、良い結果であれば。’89のセギュール、変わらないほろ苦い余韻ながらも絡み合う果実の味わいとのニュアンスが大人のそれで。季節感もぴったりなので秋風漂うように。
順序は逆かもしれませんが、実際のお好みはブルゴーニュだけに。それでもお会計のことも鑑みるとと、やや弱気にサントネイのプルミエを。世評はそれ程でもないのですが、個人的には熟れた綺麗なピノ・ノワールの干し無花果の香りに満たされるな。
最近また頻繁にお越しいただく次男の幼稚園のお友達のお父さん。今回はまたまたその繋がりもある次男のサッカー教室に同じく通われる娘さんを持たれるお父さん。こちらも社長さんなのですが、狭いものでお近くのテナントビルを所有され。色々ではありますが、機会があればのお話ですが狭いこの街の世界観もまた。
コルディアン・バージュのしなやかさは先のセギュールとの格の違いも感じさせられましたが、飲みごろはこちらに軍配も。
深夜のドクターは、気がつけば新婚の女医さんを伴われる形に。うーん、ままここにも色々でしょうがDRCの共同経営者のプリューレ・ロックの素晴らしい香味にどうでも良くなった。’98ながらもその香りの拡がりは流石の一言で、パカレのその手腕もまた評価せざる負えない極上のプルミエ・クリュ。
                     Sommelier R.Imamura