Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ABC

本日のお昼間は、秋の気持ちよさの中 お昼すぎまでぐっすりと。慌てて飛び起きて週3ノルマのジムを果たすべく。辛うじての発汗ではありましたが、祝日の月曜日は通うことが出来なかっただけに水曜日の本日は何としてもの思いも強く。
その後の昼食後は子供たちが帰宅すると相変わらずの兄弟喧嘩に戒める瞬間も。またまた、近所のお友達連中も我が家に集合する様子は騒がしく。特に次男を誘いに来る近所の女の子達には、身支度をする僕はやや勝手が分からないところも。まま、小学校になれば男の子は男の子と遊ぶようになるでしょうから、しばしの間でしょうが・・・・。
で昨夜の驚きは
・Passant des Nuits Blanches au Bouge’00 XX Anniversary Au Bon Climat
・Murasaki’08 Kenzo Estate
深夜には久々の同業者で先頃祇園町にてワインバーを開業された彼がお越しになられましたが、人の噂は色々でどうやら完全に独立のようです。パトロンさんの存在も影では聞こえておりましたが、ままやはり噂は噂として聞き流すくらいでないといけないな!と。
そして、こちらのムッシュも久々の北海道から。昨年末のお越しから考えればもう1年が近づいており、危惧しておりましたがお伺いするとそれは現実のもので。
どうも会社の経営の状況が安定されないようで民事再生法に適応されたそうで。思い直せば、ハーランからスクリーミング・イーグルにカリフォルニアのカルトやお産まれ年のラトゥールやギガルのテュルク’86など記憶にも残るボトルを何度もカウンターで・・・・・。
そんな方が、どうやら昨年末お越しの際ぐらいから問題は出初めておられたそうで。
まま、それでも以前のようにはないですが逆にゆっくりとご子息と。手のひらを返すような方もおられたようですが、嘗てのご縁も考えるとこちらにも再起を図っていただきたいものです。
濃密なオー・ボン・クリマのアニバーサリーキュヴェ。白胡椒や白檀など多彩な香りに満たされる上質なカリフォルニアの白ワイン。
赤もカルトへの挑戦を果たし続けるケンゾー・エステイトですが、この紫も当然ながらの濃密さでお好み通りかと。
デュガのマールもお出ししていましたが、難しいお話は途中から聞かされましたのでやや今宵はご恩返しも兼ねたものかもしれないな。

                        Sommelier R.Imamura