Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

先生?

本日のお昼間は、月末のお支払いに銀行へ。GWが月末月初に含まれるためにクレジットカードの入金が幾分遅れてしまいます。例年のことでもありますが、苦戦の今月には影響にもなりうるかもで自身のお給料は少し遅れるかな・・・・・。
それから最近どうも縄手通りにも特にイタリアンですかね?うちの下にもイタリアンさんですが、界隈にも開業が見て取れます。全面ガラス張りの清潔感の有る店舗もありましたが、カウンターのゲストが外から丸見えかな?ままテーブル席は仕切られていたのでOKでしょうが。
いずれのしても祇園町の活性化の為にもお互いに頑張りたいものです。
で昨夜のフランスワインは
・Pommard’82 Jean Michelot
・Saint Joseph’90 La Grangette
・Chateau Talbot’79 St Julien
本当に時間はゆっくりと流れており、ある意味では大人の時間にも感じ取れることでは有るかと。
今宵は中盤以降は、先生と呼ばれる方々のお越しでしたがこう呼ばれる方々にも色々な職種もありまたお人柄も。
こちらは教育者の方々ですかね、比較的長いお付き合いになりますがワイン・ラヴァーの行きつく所の様にウォーク・イン・セラーを自宅にも作成されたようで。個人の方でもご自宅にこんなスペースを造られるだけにやはり店舗には冷蔵庫タイプだけではこれからは対応も難しい時代かな。
ここのところの大活躍のジャン・ミシュロは、今回は’82を。この’82は仕入れた業者さん以外からテイスティング・コメントをいただいていたのですが、ややネガティブなコメントだったのですが個人的にはいやいや十二分の味わいで。リコルク物にある、熟成感の欠如が最も恐れる所ですがこちらは彼らの’71’73’74同様に美しいバーガンディーの透明感が。
お次はローヌに。ボルドーとも悩まれましたが結局、’90の響きに負けてしまわれ。まだまだ元気な’90ですが、濃密なローヌのパフュームに先にポマールとはまた異なる世界観が表現されるところがフランスワインの懐の広さを。
こちらは医療関係の方々かな。男性陣の4名様は、テーブル席のほうがお話にも華が咲かれるような旨でしたので。タルボの’79は相変わらずサンジュリアンらしからぬ長命な骨格を残しておりますがテイスト的には男性的なボルドーかな。
それにしても、うーんどうも会話の内容にはやや食傷気味かな・・・・。他のゲストには女性もおられたので。デリカシーの部分かと。

                    Sommelier R.Imamura