Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

如何せん若すぎたか・・・・

本日のお昼は、ノルマ通りのジムに。花粉は、ほぼ解決し始めておりますが今度は黄砂の影響が。目が開けられないような・・・・。
そして、昼食後は今度は長男の小学校の先生が家庭訪問に。僕は入れ替わりのように出勤いたしましたが、昨年もお越しいただいたベテランの先生ですのでよろしいでしょう。
また、4月のワインの最終の入荷が。シャンパーニュからはモエの’70’71’80が。今回は幾分お買い得な仕入れになったかな?
ブルゴーニュの赤で、アントナン・ロデのロマネ・サンヴィヴァン’81にマグナムのジャドのボージョレ・エリアのムーラン・ナ・ヴァン’89が2本。こちらは上手に使えるかな。
そして出勤後は、久々に店舗玄関横の白ワイン用の120本セラーの整理を。これだけでも汗だくなのですが、見失っていたパヴィヨン・ブランは’92がありました・・・・。しばらくは、こちらのセラーのレイアウトが頭の中に入ったかな?
で昨夜のシングル・ヴィンヤードは
・Barbaresco Sori Tildin’86 Gaja
穏やかな展開ながらもご同伴に、次男の幼稚園の繋がりのご近所さんのお一人でのお越しなど時間はゆっくりと流れて。
偉大なワインは深夜過ぎの相変わらずの時間帯ではありましたが、こちらのムッシュは本当に久しぶりでした。おそらくは今年初のお越しであった気も。
何時もながらのヴィンテージの世界の探訪ではありましたが、今回のマダムは如何せん・・・・。’86かブルゴーニュボルドーであれば最近はそろそろ楽しめる状態のものがしばしばの印象でしたが、昨夜はやや硬さが。
随分長いことボルドーのページを見つめておられましたが、ムッシュは’85を。ですがマダムは意味ある’86に注視されており、結局ガヤをお勧めしたのも僕だったのも微妙な展開かな。
コルクは少しづつの浸透度合いも見て取れましたが、まだまだしっかりの弾力で。世界1のロング・コルクの彼のワインは期待通りのポテンシャルで香りが徐々に広がりますが、熟成香よりもフラワリーな菫の香りは変わらない個性。タンニンが残りがちなのもバルバレスコのスタイルですが、もう1歩大人の階段を昇る必要が有るような?深い意味はないですが・・・・・。

                    Sommelier R.Imamura