本日のお昼間も、何となく優れない体調に合わせて数日続いた雨も止んだことも有り花粉に警戒をして大人しく。意外に出勤時は花粉の症状をあまり気にしなくてすみましたが、胃腸は相変わらずです。まま、昨夜もそれなりに飲み込ませていただいたので当たり前かな？
で昨夜の久々の週末らしさを感じさせられた晩は
・Ｃｈｉｎｏｎ’９０ Ｃｈａｔｅａｕ ｄｅ ｌａ Ｇｒｉｌｌｅ
・Ａｌｍａｖｉｖａ’９８ Ｂａｒｏｎ Ｐｈｉｌｉｐｐｅ ｄｅ Ｒｏｔｈｓｃｈｉｌｄ ＆ Ｃｏｎｃｈａ ｙ Ｔｏｒｏ
・Ｃｈａｍｂｏｌｌｅ Ｍｕｓｉｇｎｙ’７６ Ｌｏｕｉｓ Ｌａｔｏｕｒ
・Ｈｅｎｒｉｏｔ Ｃｕｖｅｅ ｄｅｓ Ｅｎｃｈａｎｔｅｌｅｕｒｓ’８９
・Ｐｅｒｒｉｅｒ Ｊｏｕｅｔ Ｂｅｌｌｅ Ｅｐｏｑｕｅ’９０
前半は久々の彼らのお越しにこのシノンの熟成最後の１本を使用する覚悟もつきました。それにしてもこのシャンパーニュのゴッセの所有するロワールのオールドは彼らが本当に全て持って行った気が。確か’８６’８８’８９’９０と有ったかと思いますが綺麗に全て。フランスにて研究をされていた頃このシノンに興味を持たれたようですが、確かにロワールの白ならまだしも赤は手持ちとされる店舗も中々少ないような気もいたします。ややチャーミングなブルトンのトップクラスかと。
中盤から覚悟をしたのですが、今宵のムッシュには本当にワインが見つからず。セラーをひっくり返しながらも思惑は外れるばかりで。仕切り直しのアルマヴィーヴァでしたが、これも’９８とやや落ち着きも。ただただ、やっぱりチリのカベルネ・ソーヴィニヨン ムートンが関与していてもパワフルさはこの上なく。
金曜は休肝日！と宣言されていた気がいたしますが、先日の記憶を辿るようにお越しのムッシュは今宵も。’７６のシャンボールはコルクもオリジナルで先日のリコルク’６４の挽回は果たせたかな？
色々と意地悪も言われましたが、何時ものムッシュは今宵は最終的には大丈夫だったかな？アンリオのアンシャンテルール’８９は、確かに今宵の彼らが飲まれてきた銘柄からするとややこじんまりだったのかな？個人的には確かに入りはするりとですが余韻に十二分のコクに値するエキス分をたっぷりと。
〆は今月の面目躍如のアネモネが。昨夜のバタール’９０からの流れも物語としては良いのでは？の’９０の熟れたベル・エポック。カウンター・バックのギャルソン達のように恭しくは運ばなかったものの今宵もお腹いっぱいになる素敵な晩で。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
