Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

白のコルトン?

本日のお昼もジムに。急に暖かくなり、ダウンも必要ないくらいのポカポカ陽気だったような。三寒四温のこの頃ですが、そろそろ春が待ち遠しい!今年の桜は賑やかになって欲しいものです。
その後はまたまた映画鑑賞を。今回は今更ながらですが”フォレスト・ガンプ”かなりの長編作品なだけに何度か挫折していた記憶が・・・・。ただ、流石によくよく見つめると素晴らしく楽しい映画に仕上がっていたような。”人生とはチョコレートの箱のようなもの、食べてみないと解らない”と言うお母さんの言葉が印象的では。
で昨夜のコルトンの白は
・Corton’83 Faiveley
・Pommard’71 Jean Michelot
・Nuits St Georges Les Prulieres’97 Jean Grivot
久々のムッシュは、今宵も祇園町のお姉さんを伴われ。お食事の対応もままソツなくではありましたが、後半は自身も舌鼓を打ち過ぎてお時間を忘れてしまっていたので失礼を。
ロデレールのハーフでアペリティフを済ました後は、ヴィンテージ’83のフェヴレイのコルトンを。これが白ワインなのですが、フェヴレイと言えば極上の希少なシャルルマーニュの生産者。ですが、これはグラン・クリュ表記もないし お恥ずかしながらどの位置にある銘柄なのかが定かではなかったのですが。味わいは熟れた白髭とも変わらないほどの美しいモカの香りを。ただ、今回はフライパンをふっていたので堪能までは至らなかったかな。
鴨肉のリクエストがありましたので、上手いことに白ワインが無くなるものなのです。そこでお買い得なヘヴィーローテーションのジャン・ミシュロの’71ポマール。価格も味わいも十二分なカリテ・プリなこのボトルはワインラヴァーの彼にも高評価。来月の特集の’61’69辺りも狙われているような・・・・。
深夜のブルゴーニュは、久々のジャン・グリヴォー。’97のプリュリエは些かもう一歩熟成させてあげたい気もしますが、この辺りのヴィンテージから評価をぐんと上げたナイーヴな印象の彼ですが流石に硬いニュイ・サンジョルジュの中でも可憐なピノ・ノワールの果実のピュアさを主張する中々素晴らしい味わいに。オールド・ヴィンテージは?も沢山ですが、やはり世評は侮れない。

                      Sommelier R.Imamura