Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

フルボディの上は?

休日はミニのオイル交換で終わってしまいました。前もって予約をしておけば良かったのですが、次男とうろちょろして待ち時間を潰して。
それ以上に昨夜は、日が変わる頃にまたもや。深夜に起こされたのは、疏水とJRを挟んだ真向いが久野病院さんなのですがそちらにお隣さんの民家が火事に。慌てて東側のベランダから火柱を確認する状況でしたが既に辺りは騒然としていました。疏水とJRのお陰で距離はありましたが、今年は自宅近辺では2件目の火事でしたので・・・・・・。どうやらお一人暮らしの方のようで、町内も異なりますし全く解りませんが火の始末には本当に気を付けなければ。
また、必死に消火活動をされる消防士の皆様には改めて頭の下がる思いです。
で先週末のワインは対局やな
・Morey Saint Denis Clos des Monts Luisants’00 Ponsot
・Chateau La Pointe’82 Pomerol
雨の晩、ゆっくりの展開かな?そんな思いは久々のドクター夫婦に良い意味で打ち砕いていただきました。彼らにとっては偶の暇つぶし程度かもしれませんが、まま非常にワインがお好きで業界でも有名なDRCをコレクションされており。また、イケムのオールド好きと言うのも興味を抱かせます。中々ご自宅にご招待いただけないですが・・・・・。
短い時間ながらもハーフを2本、ポール・ロジェで渇きを潤しポンソのモンリュイザン’00を。’00のブルゴーニュの白はやはり濃密で素晴らしい、今はどうなのかな?アリゴテも使ってるのかな?円い酸がシャルドネを主張します。
深夜の皆様は、フル・ボディをご所望で。ライト、ミディアム、フルときたらその上は?とのご質問に、そう言えばそんな質問も初めてだな?と躊躇すると何時も通りのおどけたムッシュの”ナイス・バディさ!”の台詞には救われたのか如何なものか・・・・・。
ですが、1本目は意図するヴィンテージ’82のポムロール。熟成したメルローは、フル・ボディと言うよりもナイス・バディなのでしょうか。やはり’82のボルドーは、下位のシャトーにも約束されたヴィンテージかな。
〆は正にフル・ボディのオーストラリアのタパナパ。ボランジェとランシュ・バージュがジョイントでカベルネ・シラーズを。’04と言うこともあり明らかにパワフル!まま、それでもタンニンは綺麗に熟れた感じですが。

                          Sommelier R.Imamura