Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

秋の気配が確実に。今年もまた廃園に成った長男が通った幼稚園の敷地内にキンモクセイの華が華美な香りを漂わせて。自宅のお隣さんの小さな樹にも花が咲いておりここからも芳しく。しばしの猫の糞尿の臭いを忘れさせてくれ・・・・・。
また、本日は長男の小学校の運動会で。3年目の行事ですので我が家も慣れたものですが、午後からの80m競争にはぎりぎり間に合う間一髪で。何せ一番スタートでしたので驚かされました。しかも一等賞で!ただただ、どうやら走る順番は最後に最も早い子達が走るようになっているようで。
と言うことは・・・・・・。我が家からは、おそらくスポーツ選手は誕生しないでしょう。次男も”ちびタンク”みたいな体系だしな・・・・・。
で昨夜の9月の最終は
・Chardonnay Olive Grove’94 D’Arenberg Mclaren Vale
・Gewrztraminer Cuvee Seigneurs de Ribeaupieres’85 Trimbach
うーん、相変わらずの週末金曜の華やかさがないカウンターで。
中盤のお三方は、特集からのワインをご所望でしたが月最終日なのと”しっかりめ”のお好みでしたので個人的にはフランスのものよりもカリフォルニアやチリ・アルゼンチンなどのカベルネ・ソーヴィニヨンがお勧めで。お好みはそれぞれでしょうし、僕の好みだけが全てではないのは重々。結果2本のボトルに感謝いたします、次回はホンの少しだけでも冒険して差し上げた方がよろしいだろうか?
で後半はこちらも相変わらずのムッシュが。今宵もご接待を兼ねてのお食事で、近しき面識のニュー日本料理のあのお店へ。ドモワゼルをお飲みのようでしたが、これもまた素晴らしい。
で葉巻のマエストロのお越しもあり、オーストラリアの濃密なシャルドネを。’94で熟成感も中々のものながらもそれ以上にやはりオセアニアの地でも優良な造り手は素晴らしいワインを白でも仕上げております。オリーブの華咲き乱れる、景観が目に浮かぶようで。
後半には偶にアルザスの柔らかい甘みが欲しくなるのも理解出来ます。貴重なトリンバックのリボピエール’85は、意外にミネラリーなアタックではありましたが余韻にらしさを表す甘みが繊細に長く長く。久々に紫煙に手が伸びるのは致し方ないか・・・・・・。

                     Sommelier R.Imamura