Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

十五夜

本日のお昼間は、久々の散髪に。まだまだ、暑さが残りますがトライアンフのエンジンをキックして。で、昨夜の情報筋からのものは本当だったようで・・・・・。あの写真誌に載っておられたな・・・・・・。驚くことにその方意外にも僕の大切な顧客がもうおひとり・・・・・。
多くは語らずにいましょう。
で昨夜の十五夜の晩は
・Beaumont de Crayeres Nostalgie’97
・Veuve Clicquot Ponsardin Rare Vintage Rose’85
・Le Pergole Torte’96 Montevertine
・Chateau Sociando Mallet’92 Haut Medoc
この晩は、中盤以降は息つく暇も無い感じでもありましたが満月の晩でもありましたので。その流れでお越しの方々は如何にも京都らしい風情を満喫されたのでは?意外な兼ね合いの方のお越しに今宵もこの街の狭さを感じさせられながらも。
おそらくは僕のカウンターに座られる方の中でも最年少クラスのムッシュお二人でしょう?もちろんご自身のお財布の中からのご利用と言う意味で。
久々のノスタルジー’97は、相変わらず滑らかに。”白ワインのようだ”そんな台詞にも頷けます。共通の知人を通しての話題は、尽きることなく2本目に。
今月の特集で、残りも後1本になる懐かしいレア・ヴィンテージ・ロゼ’85は今宵も正にクリコのエチケット同様の色調に。これもまたシャンパーニュの貴重な’85の熟成感を。
ご自身方で自虐的な月にも見たてられる頭頂部ながらも今宵舞妓ちゃんも伴われ賑やかに。
久々のイタリア料理店も経営されるムッシュもご一緒でしたので、まずはトスカーナテイスティングも兼ねて。これもやっとやっと飲み頃に達したのだな!そんな寝かし続けていたペルゴル・トルテ。エチケットの毎年変わる女性の肖像が印象に残りますが、今になってやっとこのサンジョヴェーゼの可能性を多いに感じさせられます。甘酸っぱいザクロのニュアンスながらも落ち着いたタンニンにキャンティと侮るなかれ。
〆はやはり’92でしたか、ここの所の舞妓ちゃん方は遂に’90年代も進んで行きつつ。やや難しいヴィンテージの’92ですが、クリーンな造りを感じさせるソシアンド・マレはこのヴィンテージも上手に無難に仕上げております。若いな・・・・・・・。

                      Sommelier R.Imamura