Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

意図した通りの銘柄

このところ見逃しがちと言いますか、見て見ぬふりのようにやり過ごしていた自宅の小さな庭の植物達。
日が当たれば汗ばむくらいの暖かさのここ数日で、裏庭の小薔薇が今年も芳しい香りをいっぱいに振りまいており。白い可憐な花びらが沢山咲き乱れる様子に今年も。
また、表玄関では大輪のイングリッシュ・ローズが。毎年、害虫に病気と手入れには頭を悩まさせられますが大きな蕾が頭を垂れんとする姿にこれから徐々に咲く贅沢な時期にこれも楽しみです。
ですがですが、そろそろ雑草の処理もいたしましょうか・・・。
で昨夜の久々の営業は
・Nuits Saint Georges’88 Bertrand Ambroise
・Gevrey Chambertin’85 Henri Raoul
これまた、休日前にもご利用いただけましたがお元気なムッシュ。予定通りの意図した銘柄の提供にも安堵が募ります。
ヴィンテージ’88のマダムを伴われる際には、可能な限りの’88での対応もございますが毎度やはりやはり若さは。ただただ、今回はテイスティングした際に非常に纏まる味わいに体調を崩した僕の勘違いかな?とも一瞬思いましたが。
香りには熟成したものが、まだ余り含まれていませんでしたが骨太な印象のニュイ・サン・ジョルジュながらもとてもジューシーで豊満なスタイルに。欲を言えば余韻でしょうが、ここから上は特別な記念日に格を上げていただきましょうかね。
宗匠さんも久々でした。共通のゲストや知人を介する機会も多いものですが、意外にこちらのムッシュはブッキングすることがないですね?また、何れの機会がご縁を一段と。
中々の珠玉のネゴスのアンリ・ラウルのテート・ド・キュヴェ。’85となりますとまたまた熟れたセクシーさを振りまき。
都をどりを終えられ、まだまだお疲れも癒されぬままの芸妓さんのご様子ながらも華やかさは貴重な存在で。

      Sommelier R.Imamura