Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

対照的な銘柄ですが

連休頂きました。3連休でしたが、体調がすこぶる悪い中で結果的にも家族にも申し訳なくこの週末にも影響が出なければ良いのですが。
骨休みを1日と”ひらぱー”へ人ごみに塗れに1日、梅小路公園の砂埃を浴びに1日であっけなく。
それにしても、ここ数年でも色々な意味で最も不安を抱えた休んでる場合じゃない?の印象でしたが。まま、切り替えて5月もよろしくお願いいたします。
で連休前の晩は
・Gevrey Chambertin’83 Antonin Rodet
・Savigny Les Beaune’76 Joseph Drouhin
・Chateau Leoville Poyferre’97 St Julien
・Brunello di Montalchino Pian delle Vigne’00 Antinori
何時ものムッシュ、お連れのマダムにはローテーションがあるのですが今宵は祇園町から離れられた方を。
ご縁も本当に長くなりますが、本当にブルゴーニュしかお飲みになられなく。こう言った方々の存在がブルゴーニュの古酒の大量仕入れに誘うのです。
アントナン・ロデ、この時代は中規模のネゴシアンなのかな?現在は非常に大規模にグラン・クリュも所有する流れではありますが。
やや、酸立つスタイルながらもまだまだ元気な酒質に2本目への流れが造りあげられます。
一気に’70年代まで動くと またドルーアンの安心感も合わせてサヴィニーながらも非常に滑らかさを主張します。果実の甘みも充実しており、やはりピノ・ノワールでも30年は必要な熟成期間の思いは変わりません。
色々とリストを眺めながら、前回もそうだったな。ワイン・リストをまじまじと見つめていただけるのも嬉しい限りですが。
’97の2級のポワフェレ、楽しい感じの飲み頃を意識させます。もちろん、まだまだ寝かせられますがブルゴーニュよりもボルドーに早飲みを個人的には。もちろん、ぐっと寝たオールドも当然ではありますが。
こちらは、ガチガチでややバイオリズム的には下がりつつ。フィレンツェの老舗の比較的新しいブルネロ、この辺りをテイスティングするとやはりサンジョヴェーゼとは異なる長期的な見つめ方をしなければ。
面白いもので意外に価格面では変わらない銘柄ばかりですが、”熟成感”ここに重きを置くかブランドに置くか 個人の嗜好にまた経験かもしれませんが。 R