Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’77’83

バタバタとした休日に夕方から急に体調が悪化する悪寒が。
入院しておりましたベスパ100の引き取りを長男と伺いましたが、長男とのヘップバーン・タンデムと言うのも如何なものかと。それにしても、本当に若い職人さんながらも伏見のブリーカーズさんトライアンフが専門ですがベスパの仕上がりも非常に素晴らしく落ち着かないシフト・チェンジの状態でしたが絶好調に仕上げられご機嫌の乗り心地で。
夕方には、電気屋さんでプリンターの購入を。ダイレクト・メールの宛名刷りを月に800枚ほどやや厚い紙質のものを致しますのでトラブルも非常に。ここでも、担当の若い男の子の説明の明確さに感心してしまいました。
で先週末のヴィンテージは
・Meursault’88 Chateau de Meursault
・Volnay 1er Hospices de Beaune’98 Cuvee Blondeau Octave Cremieux
・Chambertin’77 Trapet Pere et Fils
・Aloxe Corton’83 Daniel Senard
・Gewrztraminer’73 Hugel
前半から何かバタバタとしてしまい、有難くも久々の皆様へのお相手が疎かになるところが申し訳なく。
特にお一人の何時ものムッシュは完全にほったらかしに。
お買得の’88のシャトー・ド ムルソーのパフォーマンスにご機嫌ではありましたが。
こちらは本当に数年ぶりで、お食事がメインの顧客だっただけに不安もありましたが。オスピスのハーフ、サヴィニーがヴォルネイのプルミエに変わりましたがこれは非常にお買い得で。意外に硬い酒質だったような印象もございますが。
何時ものお二人は、先日のお誕生日のムッシュでしたので。’77の特級は確かに少なくなったかな?ヴィンテージの特徴は否めませんが、トラぺのシャンベルタンは流石ですよ多彩な芳香に滑らかな果実味は正に。
合わせてマダムの’83を。格は落ちますが、’77とはまた全く異なる姿はヴィンテージの重要性をここに感じさせられます。まま、何れにしても贅沢ですかね。
ムルソー’88だけでは、そんな感じで戻られた先のムッシュはやはり柔らかい味わいのものを。’73に意味はありませんが、ヒューゲルのゲヴェルズのぎりぎりの儚さを。甘みよりも意外に、ドライな主張もございましたが。 R