Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’97

衛生管理か、今の所顧客の皆様にはそのようなご迷惑はお掛けしていないかと思いますが やはり生物は難しいですね。
今回のニュースは非常に大きな問題だと思いますし、お子さんを亡くされた方に対しては非常にお悔やみを。
特に我が家でも、焼肉屋さんに伺う際は前半はほとんどが生物でスタートし焼き物は後半まで頂かないことも。8歳の長男もユッケを一人でおかわりするくらいの好物でも。
本日のお昼は、やっと自宅の2階から鯉のぼりを泳がせましたが悲しきニュースであったことは間違え有りません。行政の徹底と飲食業者さんと飲食店のモラルが問われます。
で先週末のヴィンテージ’97は
・Luce della Vite’97 Mondavi & Frescobaldi
・Charmes Chambertin’97 Henri Perrot Minot
4月の最終日でしたが、うーん予定されていた方もお越しになられなかったり今月を象徴するような不本意な晩に。
それでも今宵は、随分久々になられましたが嬉しきお言葉も。こちらのドクターも長いお付お会いになりますが、やはり奥様とのご利用にはお食事が重要のようで病棟の二次会などでのご利用に限られてきておりました。
それでも今宵もそうですが、本当に上質なものは僕のカウンターで!とのお言葉に救われるような気持ちでしたがご依頼のシャトー・マルゴー’60は何とか見つけたいと思います。
葡萄の樹の光、ワインの名称の中では最も素敵なもののひとつではないでしょうか?この’97も合わせてルーチェはどのヴィンテージも’90年代のものは近づき易い滑らかな味わいで。
お忙しい中でのお越しですが、思い出された時にはまたお待ちしております。
こちらもドクターですね、色々な移動が有られるようですが上司の方を慕われる方々は戻られるとまた引き連れられるように飲み歩かれている姿に交換を。ただただ、今宵はお一人完全にトイレで大鼾を。結局担がれてご帰還でしたが、100?s近い体重を支えるのは大変かと。
このシャルムの方がルーチェよりも強固な印象が、酸が未だにやや鎧をかぶっておりますかね?ただ、それでもピノ・ノワールの華やかなチェリーの香りと余韻の優雅な味わいに男性陣のみで飲み込むのももったいない気も致しますが。

            Sommelier R.Imamura