Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

バッカス

後半月、おそらくはその位で苦しんでいる今年の花粉症も終わるのでは?そんな期待を秘めながらも毎日耐えております。
今年は本当に目が痒い、例年以上で毎年花の苦しみは変わりませんが今年は目薬にも助けてもらいながら。
最初はかなり安価な目薬を使用していたのですが、やはり違うのですね。気の姓かもしれませんが、価格にして6倍くらいの違いがありましたが効果もそれがまま理解出来るくらいで。
ちなみに我が長男もどうもアレルギーに大きく反応しているようで、日によってはもう目がパンパンに腫れていて 擦りまくっている様子がかなり。善意で彼にもこのクール度最大のこの目薬を注してあげたのですが、あまりのシミル注し心地に飛び上がるように逆効果だったようで。
で昨夜のバッカス
・Chateau d’Azlmailhac’97 Pauillac
・Puligny Montrachet’90 Jean Lefort
今宵も社員の皆様と。今宵は非常に語っておられましたが、シガーの紫煙も含めて充実したお時間だったのかな?
変わらずのボルドーですが、今宵は’97のバッカスを。兄弟分のようなクレール・ミロンも合わせてムートン・ファミリーのエチケットには印象的な挿絵が描かれており。ワインのボトルと葡萄の実を携えるこのバッカスもまた印象的なグラン・ヴァンのひとつ。
’97ヴィンテージは、リリース直後は、かなり卑下された扱いを為されておりましたがここ数年の味わいの纏まりとバランスの良さにはそれを覆す美味しさが。まま、’90年代はやはりどのシャトーも完成されたワインを仕込み始めた感が。
今宵も白のマダムです、’90のピュリニもグラスも兼ねた結局のボトルになりましたが気が付けばこの熟成感も楽しめるグラス・アイテムもそろそろ在庫が尽きます。ヴィンテージ的にも贅沢なものですが、白胡麻のニュアンスが楽しめるお気に入りで。

              Sommelier R.Imamura