Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

次郎

夏が来る前にワインの業者さんからは相変わらず大量のオファーをいただき。今回は短時間のお電話でのやりとりながらも、随分の内容で。
面白味はシャンパーニュのボランジェなのですがヴィンテージが1898で。当たり前ですが、決して安価なボトルでもなく。ですが、個人的には100年の時を経たボトルが僕個人でも購入可能な価格でしたら興味は非常に。ボトルの画像が、やはり液面を大分落としておりましたので業者さん自体が止められた経緯もございましたが一応それでも強気にお願いしている最中ですが無事届きますでしょうか?
で昨夜のワインは
・Chateau Cantenac Brown’03 Margaux
・Chateau Les Ormes de Pez’96 St Estephe
・Henri Giraud Esprit Blanc de Blancs
茨城からの避難組のムッシュは、今宵もでしたがこの機会に京都のワイン関係のお店は色々と出没されておられるようで。意外にこう言った方の情報も僕には興味深く。またのお越しを心より。
深夜の皆さんは、やはり話題は関東エリアのことに終始しますが最終的には支援の繋がりになられる方々ですのでこれはこれで。
熟れたヴィンテージの’03はやはり使い勝手の良い纏まりが。逆に’90年代でも優良ながらも出来が良すぎるだけに現状はまだまだ固さも残すあたりのぺズのほうが力強くも。
まま、クラスの違いもありますがそれでも時間の経過とともにこの複雑な味わいは香りの助長を得ながら花開く味わいに。
ボルドーのワイン造りの変化もまた感じられる差異だったのでは?
随分価格が高騰したな?そんな印象のアンリ・ジロー。今回は裾のラインの3種を仕入れましたがプレステージ・クラスは敢えて。
ブラン・ド・ブランは、実は初体験の次郎さんでした。今宵の〆のような形になりましたがエチケットのディテイルもやや変更されており味わいは、以前のストックのエスプリなどに比べても随分硬いシャープさを。
まま、ブラン・ド・ブランですのでそんなものかな?でしたがアイの村でブラン・ド・ブランか?それもまたボランジェに肩入れする狭い感覚かもしれません。

             Sommelier R.Imamura