Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ソムリエ仲間?

本日のお昼は、遅ればせながらも一力さんに小切手の回収へ。月末のお支払いへと今週は厳しさが加速するのですが、祇園町南側は相変わらずの多国籍な言語が入り乱れており。
まま、失礼ながらも僕は相変わらずここぞの機会でトライアンフのエンジンをかけてあげる機会でもありますので寒さも堪えながらでしたが厳かな暖簾をくぐる様子はミスマッチで申し訳なく。
で昨夜の友人と言いますか嘗ての同僚のソムリエは
・Saint Joseph Les Granits’00 M.Chapoutier
・Beaune’96 Michel Gauneaux
JCさんの喧騒も明けた祇園町の流れは掴めませんが、寒さ耐える今宵で。
そんな時は、比較的読書で次に備える知識も蓄えておこう。そんな現在は田崎さんの”言葉にして伝える技術 ソムリエの表現力”なるもので。前半は巷で使用されるグルメ用語のようなものに対する疑問定義のような感じではありましたが、対象はどうもソムリエに対してのものではなかった気はいたします。中盤から基本的なワインの表現等が出て参りましたが、教科書的ながら改めて基本も思い出すように。
そんな折の彼の新年の挨拶も兼ねたような来店に、結局紫煙をあげる飲み友達に。どこかしら不器用な彼ですが、真面目な物腰に以前は大きな信頼を寄せていたものです。今は多店舗で、ソムリエとして就労しておりますがこちらのオーナーさんのワインコレクションは日本でも有数の方ではないでしょうか?
機会があれば飲ませてあげたい!そんなクオリティの高さをひしひしと感じさせるこの時代のシャプティエ、ですがサンジョセフとは言え比較的気軽に使えるとなるとやはり最大の顧客のアメリカの動向が見え隠れします。
トロリと流れる粘性にシャルドネとはまた異なる個性が。アンズのコンフィチュールのようで。
大分、酒量も穏やかになったいるような気もしましたが赤もブルゴーニュを。’96とは言え贅沢にグラス対応をさせていただきながら。ですが、この’96ですら抜栓数日後にまたワインラヴァーを呻らせる味わいに昇華しているものです。飲みごろのタイミングとは本当に難しいものですが、こう言った感覚でワインを楽しむお店があってもよろしいのでは?
同級生だけに、彼のプライヴェートに久しく春が訪れていないような?今年こそであればと。余計なお世話か。   Sommelier R