Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

話題

月末の為、12月の特集のワインを本日は店舗に。ぎりぎりに為ってはしまいましたが、まあ安全運転で10分ほどの移動時間で。12月もブルゴーニュとローヌの逸品が揃えられます。
そう言えば昨夜は、何か同級生が何人か。その中のムッシュの失礼ながらも蜜の味の話題が。歌舞伎界のあの方の話題には事欠きませんが、それ以上に先日アストンマーチンのバンキッシュがサーキットで全損扱いのクラッシュに見舞われたそうで。うーん、儚い。
で昨夜の月末ワイン達は
・Vina Izadi’03 Rioja
・Chateau Couhin Lurton Blanc’98 Graves
・Chateau Beausejour Becot’86 St Emilion
・Chambolle Musigny’90 Lou Dumont
・Chateau Ferriere’97 Margaux
本当に皆さん他人事ですが、飲んでいる時はそんな話題が尽きません。やはり足元を見つめ直さねばと世間の出来事でも考えさせられます。
すっきりの辛口の白が切れていたような、で探しに探して出てきたリオハの白。懐かしい1本でしたが、微妙に熟成しており柔らかいコクも感じられ。
税理士さんとは知りませんでした、同級生のマダムは。結局、開栓された白を何となく随分飲んでいただいたような?リュルトンの’98にジャドのピュリニー’99も。何となく郷里が同郷だったり同い年だったりすると妙に話に華も咲くものです。
クラッシャーの彼は、やはり柔らかいボルドー派で。ボルドーでは珍しい地下に巨大なセラーを持つボセジュール・ベコ、訪問した5年前が蘇りますがこの辺りの熟成感がほろ苦くもメルロー特有のあの青臭さも消え去られており悲惨な出来事もまたそれはそれで。
結局、ランスで30年寝たと言うモエのこなれた熟成感の白ワイン様の味わいも飲み切られましたが次はポルシェの4ドアらしい。
こちらも仏門に通じられる方、最近は遅めの時間も両手に華で。早い時間はほぼないのですが、この時間はやや乱れておられ。
軽やかに仲田さんのネゴシアンのシャンボール’90から小規模のグラン・クリュのフェリエールの’97ながらも力に夜は更けて。

              Sommelier R.Imamura