Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Sassicaia

休日は渋滞に巻き込まれて1日中悩ましく。祇園町の月1でのダイレクト・メールのポスティングも子供たちをを連れて行いましたが、縄手通りが動かなくしかもコイン・パーキングも花見小路を越えなければ見つからない有り様で。
話変わってジムでのロッカーを決める際に、何となくでのコジツケでヴィンテージを想像してします可笑しな感覚が。ちなみに本日は47番、まま場所もさることながら’73は当たり前のように、’28’45’78’82など何となく選んでしまう。
そんな流れで思い出したのが’47で、先日のクリスティーズでのオークションで1ボトルでの最高額での落札が。6Lではありますが、シャトー・シュバル・ブラン’47が2560万円で。前世紀でももっとも評価の高いこの銘柄、実は僕のリストにもネゴシアン・ボトルながらも有るのです。売れ残ってると言った方が良いのかもしれませんが。もちろんお安くはないですが、こんな価格ではありません。
で週末の連日のご利用は
・Sassicaia’94 Tenuta Sun Guido
・Louis Roederer Brut Premier
個人的には中々、祇園町での兼ね合いのある方々のところに伺うことなどほとんど不可能でしょう。ですが、毎月のポスティングはあの方々のお店の場所や存在を知る良い機会でもあるのです。そんな感じで昨日も感じさせられましたが、こちらからのご紹介で海外のゲストももうご常連さんです。
今宵はトスカーナを。ティニャネロ’83と悩まれながらも、個人的には少しでも熟成したボトルが好みですがおそらく彼らは’94でも十二分の段階に感じられるでしょう。意外にまだまだ固くタイトなコルクの抜き味ではありましたが、熟れたプルーンのように濃密で凝縮感を。DOCにも昇格したこのヴィンテージはボルドーの優良なボトルよりも’94はよろしいかも。
こんな時に何時もの芸妓さんの合流は、本当に華を添えると言いますか。〆のような感じのシャンパーニュでしたがボランジェを今宵は先のゲストで切らしてしまい。で買いだめしておいたロデレールのプルミエを。NVのこんなボトルでも少し置いておくだけでも滑らかさに違いが生まれるものです。一段とふくよかさを増した泡に円高をものともしないムッシュのビジネスを羨ましくも。
Sommelier R.Imamura