Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

シャンパーニュとキャビア

京都の観光シーズンは、最高潮を迎えているようです。11月の後半に入る週末は流石に京阪電車の乗車率も高く、京都の観光本を抱える方々も多く。
北の方は、紅葉も綺麗に色づいているのでしょうか。
まま、それでもこの秋のシーズンは特に僕のカウンターには影響は全くと言ってよいほど・・・。
前向きに観光の方が落とされる数字で利益をあげられる方々が、いずれ僕のお店でワインを飲んでいただけるものと信じて。
で昨夜のシャンパーニュキャビア
・David Couveur Brut Blanc de Blancs’05
先週末もそうでしたが、何故か週末の方が閑散と。まま、顧客の皆様が集中されるのが別の日になればそんなスタイルのお店かとも思われますが今週も木曜日の後半に集中するなど、お商売とは難しいものです。まま、景気の良い日は続かないのも僕のカウンターらしいですが。
基本的にはシャンパーニュですら古酒を愛でる、そんな好みと営業スタイルながらもしばしば西村さんから勧められる現行ヴィンテージやNVのシャンパーニュには手を出すことも。
今回は、数年前にシャンパーニュを中心に現地で通訳とアテンドをお願いしたヌーベル・セレクションの上田さんのインポートのもの。
正直、’05のブラン・ド・ブラン?飲めるのだろうか?そんな印象を持ちましたが幾分温度は高めの設定での抜栓でシャルドネの酸は意外にも穏やかに。2011のギ・ド・アシェットでも2つ星を得た銘柄らしくエチケットのメタルの派手な佇まいとは異なる洗練さを。
最近はアメリカ産ながらもキャビアを少しだけ抱えておりまして。以前はべるーが以外は祇園町の遊びなれた方々にはお出しできないかも?と思っておりましたが現状の品薄さなども含めて改めて、このアメリカ産だけで試食すると中々美味なものです。これでも高価なものでもあるのですが、今更ながらもシャンパーニュとの相性は抜群で。
皆様、プリンタイにはお気を付けください。

             Sommelier R.Imamura