Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

消えた・・・

たかだか20分くらいの作業かと思われますが、”つぶやき”内容が通信のトラブルで完成したものが消えてしまうのは非常に辛いものです。
こんな今宵のスタートは、どんな展開かと・・・。
急に寒さも厳しく感じられる本日は、秋なのに伸び続ける生命力の裏庭の薔薇の枝を整えて。お隣さんの苦情が届く前に、処理が望ましく。それにしても薔薇同様、毎晩の素晴らしいワイン達の生命力もまた興味深く。
で昨夜のお誕生日のシャンパーニュ
・Cotes du Rhone Villages’96 Peloux
・Louis Roederer Brut’90
・Morey Saint Denis 1er Cru’76 Henri Perrot Minot
中盤にお越しのお初のムッシュは、身の丈190cmはあろうかと思われる体格同様お話口調も豪快な感じで。
悪気はないのですが、ワインのセレクトは有る意味豪快でしたがプライス的には失礼ながらも僕のリストの中ではおそらく最も・・・。
ただ、悪びれない気さくな方でしばしの楽しい時間のお相手ではあり。また、このヴィラージュ’96の熟成感を軽くチャーミングにも感じさせながら甘みを起点に柔らかい渋みも好印象。ワインお人も似て妙なりかと。
昨年のお誕生日もご利用いただきましたね、お生まれ年の’75は既にお楽しみいただいたので今宵は’90のロデレール。やや、若い間は酸が目立つメゾンだけに幾分時期的には早い感覚ではあるものの斜め向かいのお菓子屋さんから持ち込まれたショートケーキとの相性は抜群で貸し切りのお誕生会だったか。
もう、閉店?そんな感じでのお越しの何時ものマダムはやはりこのお時間までのお仕事で。流石に頑張っておられる方のバイタリティは、この時間からのワインと言うのもございましょうがどうやら共通の顧客から似た者同士のお墨付きを頂いたようで。どうかな?
近年の評価の上昇で中々見かけ難くなった、ペロ・ミノ。個人的には以前の苦い思い出のケース全てブショネ事件は忘れがたく。
ただ、流石にこの辺りのプルミエはモカの熟れた香りが全開でのっけから安心のほっこり感を。
こうやって見ていくと今宵のワインの流れもまた素晴らしく。当たり前のようにプレミアム・シガーのロブスト・サイズをまた店の資産から拝借するように紫煙をあげるのもまた致し方ないかと・・・・。
 Sommelier R