Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

銘醸ワイン

休日は選挙に。ほんの僅かな雨の止んだ瞬間ではありましたが、帰宅時は土砂降りで。まあ、5分ほどの徒歩の距離ですので大したことはなかったのですが雨宿りの数分の甲斐も無く次の雨雲にやられてしまい家族でずぶ濡れに。男三人での夕方のお風呂になりました。
それにしても日本の行く末は、どうなるのだろう?政治家の皆さんは本当に考えてくれているのだろうか。
で先週末のフランスを旅するような銘醸ワインが万遍なく
・Hermitage Blanc’86 E.Guigal
・Chateau La Conseillante’71 Pomerol
・Beaumont des Crayeres Nostalgie’95
・Chambertin’86 Louis Trapet
やっとのようであっという間のようだったワールド・カップも終わり、本日からまた違った風が吹いてくれれよいのですが。
土曜も閑散としておりました、ご時世なのでしょうか?やり方でしょうが、本当にこの晩も顧客の皆様には感謝の気持ちで。
久々のお二人は、退屈な私にこれよしと随分お飲みいただきました。その分、かなりのお勉強価格だったとは思いますが。
ローヌの白のリクエストとは流石のマダム、侮れません。白ワイン用のセラーからカビだらけでエチケットが真っ黒に成っていたボトルは’86のエルミタージュ。エルミタージュの白は初めて!とのことでしたが、では何時もはコンドリューばかりか?恐ろしい。大分、落ち着いていたボトルでしたので最後の1本でしたが素晴らしき伏線に。
2本目は何時もはムッシュブルゴーニュですが、今宵はマダムの右岸のリクエスト。このボトルも失礼ながら、何時ものお話のワイン屋さんんでのワイン会では出てこない素晴らしき熟成でしょう。
当然ながらの気を良くしての〆のシャンパーニュは、ぐっと若返りましたがその名の通りのノスタルジー、先の2本にも負けない最も今宵の好みの味わい。
連日のマダムは、寝酒でしょうか?時差ボケにも負けない極上のシャンベルタンを。うーん、暇な時はまけてしまうのが私の難点ですがまあ僕にも飲ませていただけるので。以前の’64とは姿は随分異なるもののジャン・ルイに流れる肉付きの良く酸の丸いスタイルはこのアペラシオン随一のものかと。コストと味わいのバランスを鑑みると間違えなく扱いたいドメーヌの一人で。 Sommelier R