Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

垂直

本日の雨の土曜日のお昼間は、不幸中の幸いでした。お昼まで寝ていたい!そんな昨夜の〆の気の悪さに帰宅は8:00頃でしたがお休みの長男の大声と次男の泣き声で。
で起床になりましたが、悪いことは続くもので今度は自宅のお風呂の湯沸しの調子が悪く。まだ、4年ほどの使用に関わらず基本的な使用は可能なのですが追い炊き機能が問題に。で、本日ガス屋さんのお越しでの判明は有難いことに保証期間の長い部品だったようで無償修理が受けられるようで。次から次ですが、ホッと安堵の瞬間でした。
で昨夜の週末の期待は微妙で
・Chateau Les Ormes de Pez’82 St Estephe
・Meursault Perrieres’96 Albert Grivault
・Corton’96 Joseph Drouhin
金曜の晩ながらも中々動かず、中盤より。
本日の他店さんでの会合に、お届けのご依頼をいただいていたボランジェとボルドー。その後のお越しには、本当に律儀で頭が下がる思いでしたが折角なのでお届の’96から同じシャトーの垂直と言うことで。
’82はやはりやはり流石の出来栄えですね、これを樽からの試飲で評価を下していたパーカーさんはやはりこの時は特に別格のテイスターだったのでしょう。クリュ・ブルジョアのこのシャトーの酒質ですら開けたてからその素性は語りかけられておりました。デキャンタージュによりなおまろやかにほろ苦くボルドーのフィネスを。
逆に白へと移行され、これもまた先日のボトルとは印象を異なるものに。個人的にはプライスと味わいのバランスの中ではムルソーの最上の作り手に感じられます。樽のニュアンスも程よく洗練されたペリエール。
ブラジルの敗退を信じられませんでしたが、後半の最後はゲストの皆様には失礼してのワンセグで。
半年ぶりでしょうかね?ドクターは、相変わらずの愛すべき存在でしたがあっという間のご帰宅で。
ルーアンのコルトン、先月のルイ・ラトゥールのイメージが非常に強いグラン・クリュですが。このアペラシオンからもそろそろDRCのボトルがリリースされるようになるのでしょう。高騰する’09の脅威ですが。
幾分、LLよりは濃密さがありこの辺りの印象では大抵の評価本のLLの評価にも頷けます。何度か試す’96のコルトンはスタイルの違いを明確に感じさせられました。 Sommelier R