Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

選挙前苦戦

本日のお昼間もジムに。出がけは次男の本当に悲しそうな泣き声に後ろ髪を引かれましたが、もう十分に彼も理解はしているかと。ただ、長男が彼と同じ3歳のころは多くの時間を費やしてあげれたことを思うと状況や環境の変化は致し方ないものの可哀そうな気持ちはもちろん。
で昨夜の7月のスタートは
・Vosne Romanee’97 B.Martin Noblet
・Chateau Climens’94 Sauternes Barsac
11日に迫る選挙の前ですが、個人的な問題もあるのかもしれませんがドクターの皆様のお越しが本当に穏やかな感覚が。特にこの時期だけでは断定は出来ませんが以前は、顧客の半数以上を占めていた職種だけに不穏な影も。
そんなご時世ながらもボルドーの2009年のプリムールの価格が出そろい始めたようで、遂にラフィットの’09はいきなり¥100,000−を超えたようです。x12の購入価格でちょうどのようでx1でしたら10%以上割高な価格に。’00以降のボルドーは、ほとんど手を出しておりませんが特に’05のボルドーブルゴーニュの価格の上昇は激しく。いったい何時になったら飲めるのかは?僕が肝硬変になった頃でしょうが、自宅地下のラターシュやオー・ブリオンは息子たちの財産にも成り得るかもしれませんが。
で昨夜も私のカウンターでは、グラスでも’97や’94です。辛うじての仕事だったかもしれませんがゲストの方々のご利用のスタンスには色々な感覚もございましょう。ほぼ、滞在時間を通してうたた寝をされるムッシュにマダムは怪訝な様子もあられましたが結局はエスカルゴとペンネにチーズまで綺麗に完食していただけてはおりましたが。
ワインは、残念ながら少しだけ残されておりましたが近づきやすい幾分豊満なヴォーヌ・ロマネは解り易いアペラシオン。
イケムの次にそのシャトーの名があがるクリマンですが’94はグラスで使えるだけにやや軽やかな味わいかと。まま、その分いくらか飲み頃の印象もあり贅沢なグラス1杯の幸せかと。
如何なものかは私には介さない展開でもありましたが・・・・・。

サッカーの中休みでしたが、今宵からまた目白押しの好ゲームが寝不足を促します。

             Sommelier R.Imamura