Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

シャンパーニュ

本日は昨夜の状況からしてもお稲荷さんへ伺ったほうが良いと判断を。神頼みも何ですが、自宅を購入させていただいたのも何かのご縁かと。
でその流れでお昼のテレビ鑑賞を。レストランさんで、まあお食事を数人で行い個人でその価格が設定額から一番離れた方が全員分をごちそうする企画ですが。何となく印象に残ったのは西田俊之さんが選ばれた”目玉焼き”これが¥10,000−を超えていたのです、そうそう白トリュフの存在を忘れておりました。メニューに記載されていたかは解りませんが、音声では”目玉焼き”とのオーダーだったかと思われるので。当然、彼がごちそうされることになりましたが。
で昨夜の2週連続で、何とも穏やかな金曜の晩になってしまったワインは
・Jacques Selosse Exquise Sec
・Krug Rose
何時もながらの出で立ちながらも今週は新居の契約を済まされたご様子のマダムはお祝いのシャンパーニュを。個人的にはオフィスを別に構えるような感覚がされるので贅沢だとは思いますが、その分お仕事も頑張られている方ですので一段とお気張りやす。
セロスのエクスキューズ、かなり以前のエチケットはその味わい通りにパティシエがケーキを抱える様子が描かれたものでしたが、ここ最近のものはシンプルな文字だけに。一応、ベリー系の色彩があしらわれておりその意味合いも感じられ。ただ、セックの表記はその存在を知らないソムリエには恐怖も有られるかと。明らかに自然ではありますが甘みを讃えるこれもまたセロスらしい熟成感が。
このクリュッグのロゼは、お持ち帰りでした。この5月もホテルさんなどでのご自身の会社の製品の内見解などでのワインを私にご依頼いただけ売上に貢献していただけ。まあ、ホテルさんには持ち込み料をお支払いになられてもボランジェなどは市場価格よりもリーズナブルかも。
でこのロゼは、お取引様へのお土産に。千葉県のドクターは広大な薔薇園をお持ちで、そこに合わせて薔薇色の箱入り限定の高級シャンパーニュ。そうですね、我が家のまだまだ未熟なオールド・イングリッシュ・ローズですらこの時期は出掛けに思わず振り返りたくなる最高の季節だけに。
大輪の薔薇は、本当に優雅で贅沢な姿で。ただ、これから始まる戦いは毎年。先ずは葉に付くカビに悩み、そして天気の良い日に何度も見かけるアゲハ蝶の存在が青虫の大量発生を予感させ。R