Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

暇だからこそ

本日の土曜日は、毎週のことながらではありますがゆっくりと。ついでに起床後も優雅に二度寝までしてしまいました。まあ、正直週末にかけて疲れも溜まっておりましたので。
寝ぼけながらもテレビは、見ておりましたがあのカーズなどの映画を作っているピクサーってルーカス・フィルムからのものだったのですね。ディズニーとの資本提携などで、ヒット作は沢山作りながらも大変な時期もあったようで。それでもあのアニメーションの臨場感と内容の濃さに大人でも楽しめる内容なのは貴重な財産かと。
・Desbordes Amiaud Brut 1er Cru’86
・Andre Beaufort Brut’90
・Krug Grande Cuvee
・Chateau Lafaurie Peyragey’85 Sauternes
・Ca’Lem Vintage Port’92
電話も中々ならず難しい金曜の晩を覚悟しておりました。
普段とは異なるお時間にお越しと言うことは、お連れの方が今宵は男性陣だと言うことです。やっと結果が出られたようで、命よりも大切だと憚られなかった前立腺には癌は無かったようで。何れにしても安心いたしましたが、相変わらずお元気だなヴィンテージ’49とは如何見ても。
最近はシャンパーニュの熟成の世界にも。有り難いことではあるのですが、本当に手持ちは不足する一方です。探しておりました’86は、造り手の意向通りにフレッシュな香りを残しながらも絶妙に熟れたニュアンスは贅沢な1本目。
2本目は’90が指定された為に。最後の1本だったアンドレ・ボーフォールの’90はやはりこのヴィンテージの偉大さをまざまざと。ややハーヴィシャスな印象は何時も通りで構成力の大きさに出来の良さを。
副店長さんへの昇進祝い、そんな今夜は酔う!ことが目標だったようですが、私が酔ってしまって。乾杯の贅沢な定番のクリュッグ
熟成したソーテルヌもまた貴腐の香りが、ゴージャスに。まだまだ熟成を楽しみたい’85かと。
〆はヴィンテージ・ポート。流石にまだ早かった。甘美な味わいながらも、赤たかだか数%の違いではありますがアルコール感に押されてしまい。長い晩だったような気が・・・・。

              Sommelier R.Imamura