Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ディズニーランド

連休は念願のディズニーランドへ。ご近所のお子さん方は皆さん行かれているそうで我が家もおねだりされていましたので。
ただ、時期が悪かったのかな?強烈な人ごみと黄砂の襲撃にもうへとへとでした。コアラにそっくりの次男は生態もそっくりで終始僕にしがみ付いており、もう全身筋肉痛で。
長男は期待するアトラクションには、ほぼ入れず。3時間待ちの世界に東京の人たちなのかな?感覚の違いには、京都の田舎の価値観は通用しない現実も。
まあ、帰り際に見れたパレードは何時も通りの素晴らしさに子供達も次男の歓喜と長男が意外な手を振る行動なども見れて終わり良ければの2日間でした。
ちなみにディズニー・シーのディナーでは、子供用にも洋食のコースが2手ありここも満席の盛況でしたが白ワインを。¥10,000−のムルソーから¥50,000−のシュバリエがございましたが聞きなれない長野のワイナリーのシャルドネをいただき。流石にヴィンテージ表記がなければシュバリエには手が出せず。
で先週末は
・Chateau Laville Haut Brion’84 Graves
・Henriot Cuvee Baccarat’83
・Ca’Lem Vintage Port’84
うーん、苦戦の週末でしたがご常連さん方に忘れさせていただき。
今後はラ・ミッション・ボーブリオン・ブランとして名称変更になってしまうラヴィーユ・オーブリオン、通好みのこの白ワインですがヴィンテージも稀少で。’84はやはり後半に微妙な苦味がこの年のキャラクターと言ってしまえばまだ。もう、白ワインの精妙な世界感に引き込まれている皆様でしょうが。
コルクが抜けなくてボトルが割れてしまいながらも、ままそんな抜き方のものもございましょう。勝手しったる仲なのも幸いでしたが。特別なキュヴェ・バカラは流石のバランスでおそらくドンピシャのお好みでしょう。柔らかく熟れた甘みに恍惚の。
〆は私が飲み足りなかった、そんな状況で珍しくポートを。イケム等は経験済みの彼らには偶には変化球を。全てのヴィンテージが揃うとは行きませんでしたが’80前半の贅沢な出会いにワインの楽しみはまた拡がるでしょう?シガーが吸いたかっただけ、ではないのですが・・・・・。

              Sommelier R.Imamura