Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

お持込み

本日はジムへと。今週は週3の素晴らしいペースではありましたが、正直体力的には辛く。まあ、ウエイトを落とすことが目標ですが現実は前夜のワインを汗と供に流すのも大きな目的に。
さて、昨夜の終わらない夜は
・Rothschild Brut(NV)
・Le Petit Mouton Rothschild’94 Pauillac
・Chateau La Croix de Gay’75 Pomerol
・Cabernet Sauvignon Valle Hermoso Gran Reserva’88
・Pommard Clos des Epeneaux’83 Comte Armand
大分以前よりお持込のご予約を。賛否の問われる形式ながらも、まあ平日のお早目のお時間と内容に於いても理解は。
で’03の五大シャトーのセカンド全てとシャトー・マルゴー’89’64と言う計7本のお持込。5名のところが4名に減られましたが単純にもボルドー・グラスは30脚は必要で。
で私のリストからは’94のプティ・ムートンとロートシルトシャンパーニュを。
お料理はタスマニア産の生牡蠣が計20個にシャンパーニュは開けていただく計算でした。グリーンピースのスープとトリッパのトマト煮込みに最後は子羊のローストまでご準備はいたしましたが如何だったでしょうか?
まあ、やはり皆様ブラインドの’03は中々当たりはせず。で当然ながら熟成の意味合いを受け入れられ。ダントツに’89のマルゴーの纏まりと華やかさに圧倒されましたが’64のノスタルジーも捨てがたく。
中盤は男性陣のお時間かと。現実的なこなれたワインはポムロールとスペインのラマンチャから。最近はシガーのお許しをいただけないムッシュのお気持ちも重々理解を・・・・。
最終はやはりあのお二人で。貴重な素晴らしいブルゴーニュの熟成、コント・アルマンのクロ・ゼプノ’83。教科書通りの熟れた果実のコンフィチュールのようにねっとりとピノノワールの質感が見受けられ、個人的にはやはり今宵の〆に相応しく。
ただ、またやっちゃったのですね。私も今宵は限界近くでしたが、お姉さんは帰らず。ムッシュは怒って帰られ。堪忍袋の理由はグラスを故意ではないですがマダムが割られたこと。まあ2回目だしな、僕的にも辛い。
伊勢丹のカードは預かられていましたが、相変わらずだな・・・・・。 R