Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

’69シャンパーニュ

肥満による症状でしょうか?喉が狭くなったような痛みが有るのですが・・・・。
6月もこの二日は素晴らしい動きも感じられておりますが本日は身包み剥がされたような。まあ、大きな仕入れがございまして、たった2本のボトルなのですが稀少なヴィンテージ’54を。お商売柄現金での対応も個人的には多かったので普段からお札を束に持たざる負えないのですがマネー・クリップは極限までペラペラに。ここまで薄いとかなり貧相で経済力の無さを感じさせられます。
・Chateau Haut Brion’54 Graves
・Chateau d’Yquem’54 Sauternes
1日でもお早いお支払いがある事を・・・・・。
さて、そんな貧乏臭いお話からは一転ですが昨夜も後半に集中するお断りも大人数様もおられましたが欲を言えばもう少しお飲みいただきたくも
・Aifred Gratien Brut’69
・Pommard Les Epenots’96 Antonin Rodet
・Chateauneuf du Pape Pignan’98 Chateau Rayas
・Chateau de Pommard’64 Jean Louis Laplanche
・Beaune’76 Michel Gaunoux
中盤からの動きでしたが、ひとしきり落ち着いた頃のドクターはお一人で。久々のまとゐさんのお鮨はご馳走様でした。中々シビアなお話もお聞きいたしましたが、何時ものバイタリティでこの時期を切り抜けていただければ。そんな気持ちでのヴィンテージ’69でしたが。
グラシアンのやや穏やかな味わいかな?そんな印象も逆に今宵は良かったかも。そして意外にも元気に残る泡の儚さもまた男二人で飲み込む極上の贅沢では?
今宵もお三方のドクターは、ブルゴーニュとシラーズを2本。繊細なピノノワールの後に厳しいオーストラリアを入れ込んで、鋭気を蓄えられ。
今宵も賑やかに合流もされ大所帯に。フォンサレットが見つからず稀少ながらもピニャンでお願いを。相変わらず妖艶なこの香りに全てが。
減られたお人数ながらも連日の社長はブルゴーニュを。’64は造り手の時代を考えさせられますがこんな時間には申し分なく、生きてるでしょ?ブルゴーニュも。
今月もしっかりノルマを課していただけ。ミシェル・ゴヌーのオールドはこれまた稀少に為りましたがやや酸が。 R