Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

朝帰り

うーん、久しぶりにムッシュとお姉さん方に合流の形で朝方まで。またもや、やられました。と言う感じのシャンベルタン。今回も実際はジュヴレが記載された村名でした・・・・。前回と同じ作戦だっただけに想定の範囲内でしたが、先様には悪意は全くございません。
さて、やっと6月のお仕事初めのような
・Perrier Joulet Brut Rose’73
・Pommery Brut’89
・Richebourg’83 Francoise Gros 1500ml
いやはや18:00スタートのご予約でしたので覚悟は出来ておりましたが長い長い晩に。
今月の特集がこちらのミスで欠品でしたので、結局代品のような形でかなりの還元になりました。まあ、これをご縁にそんな気持ちでいっぱいです。
泡など微塵もそんな’73のロゼは素晴らしくかぐわしく芳香を放ちながらもおそらく澱の部分は2時間のゆっくりと下降線を描き。
ありがたいことに深夜2:00ごろの出戻りとの表現でしたが、お人柄が伺えました。
久々に3:00からのご利用に楽しいお時間をいただきましたが、ワインも甘えさせていただき。
ポメリーのヴィンテージはNVとほとんど変わらないデザインながらも品質は格段の。’89の偉大なヴィンテージと選果された上質なエレガンス。
そして、はあもうお高いのか安いのかも良く解かりませんがやはりリシュブールは気難しいながらも極上の華の香りを讃えておりました。他のゲストにミシェル・グロのオート・コートの’04が出ておりましたがどちらも流石ながらもやはり名前を刻むだけのことは。
それにしてもこのマグナム、エチケットは上三分の一のみでヴィンテージとアペラシオンははっきりと。ただ、ドメーヌ名はフランソアとしか見えない破損状態に西村さんからは報告はいただいておりましたが中々ね。個人的にはエチケットなど無くても構わないのですが、このクラスになるとどの部分が欠損なのかも気掛かりではあるもので。まあ、この造り手のエチケットは紋章も印象的ですので見る方が見られれば解決はするのですが。
ふう、宝物のつもりでも購入したこのマグナムでしたが深夜のご機嫌な場合はお人を見ては個人的にも楽しみながら開けてしまうのが水商売と言うか丼勘定と言うか・・・・・・・。
お疲れ様でした、社長。

            Sommelier R.Imamura