Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ワインバーの在りかた

梅雨の手前の素晴らしい快晴に気分も良く、先週先々週の体調の悪さも忘れさせてくれる本日のお昼でしたが今時の小学校の定められた時間の不安定さにバタバタとお使いは急ぎ足で。
季節的には庭のワイルド・ストロベリーは次男のお菓子代わりに摘まれ、残念なのがキュウリにアブラムシの大発生で手こずっております。そして今の楽しみがスィート・バジルの摘み立てのクールな香りが食欲をそそり。偶に家族で焼くピザのスタンダードのマルゲリータがシンプルながらも自然な美味しさに魅かれます。そう言えばスペインのフェラン・アドリアだったかな?エルブリの厨房にはハーブは鉢植えで運ばれているそうです、その場その場での摘み立ての香り豊かさに生命力を否がおうにも。(そうそうデラックス本ですがエルブリの1日と言う本と言うか写真集があり、ワインについても興味深かったので購入しましたが)
さて、前置きが長いと言うことは前日は閑散としていた証拠で
・Bolinger Special Cuvee
今週もリストランテ・オルトさんの谷村シェフにパスタを届けていただき。今月の鰻とゴボウのトマトソースで手打ちのパスタ・フェットチーネも個人的にもとても美味しく、仕上がりは彼にはとても敵いませんが山椒の実の隠し味などここ数ヶ月の季節感も反映されておりますが。
しばし彼と飲食業ビジネスについて意見を交わしておりましたが、ワインバーとしてはおそらく特殊な部類のお商売スタンスを貫いているかもしれません私は。まあ、もちろん不安や危惧するところも多いにございますが。
そんな意味での先日も私の顧客のオルトさんのご利用は嬉しい限りでした。こう言った瞬間にも素晴らしいワインを他店でも飲まれる顧客の皆様には素敵な方々だと心から。
途中から合流されるような形の医療機器メーカーの社長さんはソムリエの資格もお持ちですが、しばしば素晴らしいワインもお飲みいただくのですが今宵はご意見として色々と低価格の部分での展開を勧められましたが。
まあ、実際にはカヴァ等の大人しめのスパークリングのグラスの検討も言われましたがここ数年でも彼にお出ししたものとお届けしたボランジェの量は群を抜いているのでは?ひょっとして飽きました?それでも変える気はありませんが。個人的にはグラス対応でこれ以上のシャンパーニュはそうそう無いような。もう随分お世話にもなっておりますし。 R