Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ふう

とにかく睡眠を取りましょう。そんなお昼ままでの安息ながらも今朝も帰宅は7:00ごろで妻の第一声は”両目とも腫れるで!”でした。
昨夜の問題のワイン達は
・Guado Al Tasso’93 Antinori
・Chateau La Louviere’93 Graves
・G.H Mumm Cordon Rouge’85
・Chambertin’76 G.Prieure
前半からのご常連さんのお越しにビデオ撮影などやや台詞を考えなければならない状況でしたが、ままそれもお仕事かと。
実は強烈なダブル・マグナムを手に入れてしまい、次男と一緒に携帯の写真を撮ったものがありそれをご覧になられて画像を送信させていただいたのですが。長男も同じ2歳ごろにダブル・マグナムのこれはトスカーナのフランチャネッロという銘柄でしたが泣きながら収まっていたのを思い出します。次男は泣くどころか笑顔でおそらく今回は価格からすると比較にも全くならない強烈な銘柄のボトルを抱えて。次男とボトルの座高が同じくらいなのがまた愛らしく。
遠方からの顧客ながら1本目のグアド・アル・タッソは問題なく。ただ、2本目のラ・ルヴィエールのクレームを。お連れの方のこそこそのお話には気付いておりましたが、まあコルクも折ってしまいましたので印象も色々でしょう。ただ、こちらもテイスティングをしておりますし劣化に関しておっしゃられましたが”飲んだの?”と劣化に対しての持論をおっしゃられましたが私には劣化は劣化で健全な熟成をご理解いただけないことには・・・。以前はお話にお付き合いをとことんまでさせていただく気概もございましたが、何だかなあもう・・・・。そんなお話の内容でしたので。
この段階のワインで気がつかなければ、より熟成したワインの見極めは如何なものかと。
お口直しのシャンパーニュには’85のコルドン・ルージュ、これまた贅沢ではありますが私とて理解はしておりますこういった”ひねた”とでも言いますか個性的な素晴らしいシャンパーニュを賛否される方もおられることを。個人的には最高のお酒かと。
2本目はシャンベルタン、グラン・クリュの香りはやはりその高貴な姿に何時もながら時を止めるような。儚げに香る菩提樹のような感じ取れる部分にシガーが誘い、うん久々に彼ともゆっくりとお話出来たような。こんな時間は大切かと。 Sommelier R