’７９

ああ、まだまだ若造ながらも体は少しずつ無理は効かないようにはなっていっているのでしょうか？昨夜の後半からまたもや右目の腫れが。前回は眼の下だったのですが、今回は眼の上なので何ともごまかしが効かない感じで。
眼科には行きましたが疲れにと黴菌感染でまあメイボのようなものと。お薬と目薬で回復を待ちます・・・・。
さて昨夜は
・Ｎｕｉｔｓ　Ｓａｉｎｔ　Ｇｅｏｒｇｅｓ　Ｃｌｏｓ　ｄｅｓ　Ｃｏｒｖｅｅｓ　Ｐａｇｅｔ’７９　Ｃｈａｒｌｅｓ　Ｖｉｅｎｏｔ
・Ｃｈａｔｅａｕ　Ｌｅ　Ｂｏｎ　Ｐａｓｔｅｕｒ’７９　Ｐｏｍｅｒｏｌ
今宵も前半の鳴かず飛ばずに疲れが溜まっているなど言えないような気もしますが。後半に男性陣が。
いつもは比較的締りのない感じに終わってしまうムッシュではあるものの、今宵はご予算を前もって。銘柄ではなく、明確な本数と必要な条件がはっきりとされておりましたので出来る限りのことをさせていただければと考えるものです。
赤２本のご要望はご予算にも理解が出来るものでしたのでブルゴーニュとボルドーをヴィンテージ’７９で合わすことも可能に。そこに少しのお野菜とお肉、そしてチーズを。
このシャルル・ヴィエノは本当にお利口なネゴシアンで、価格に見合う十分なパフォーマンスを毎回見せ付けてくれます。比較的早い段階で香りは全開に開いており解かり易さは華やかでいて優しく。こういったものからブルゴーニュの危険な世界へと誘われた方はきっとより楽しみを得た飲み手になられるかと。
合わせてポムロールのル・ボン・パストゥール、こちらは序幕はやや奥ゆかしく恥ずかしげにローブを身に纏いながら徐々にその姿を明らかにするタイプかと。デキャンタージュの後にそのエチケットの如く王冠を掲げる威厳を。ほろ苦くまたミルキーな甘みにボルドーのスタイリッシュな姿が見て取れ。
やはり５月は少し我慢の月かな・・・・・。

　　　　　　　　　　Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ　Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ