Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

読書

前日が暇であればあるほど次の日のジムには何としても伺おうと脅迫されたように。まだ、2月ですものね何とも気分のすっきりしないお天気に花粉症の症状も合わせて憂鬱な。
さて、昨夜はいかんともし難い晩に。まあ、取引先様のお越しの一昨日がこんな姿では残念でしたのでこんな日はあってはいけないのですが、読書に勤しんで。
悲観する訳ではないのですが、タイムリーなように先日お借りした友里さんの”ガチミシュラン”を。
率直な部分ではワインの価格について触れられており、各経営者さんのスタンスも含めて考えさせられます。理解出来る範囲でシャンパーニュのノンヴィンテージの価格を引き合いにだされておられたのでなるほどと。まあ、ミシュランさんに掲載の各店舗さんはほとんどが高価格帯のお料理を伴う店舗ばかりなのでトータルの代価も想定されるものですが。ちなみに私のリストのスタンダードなシャンパーニュのスタート価格が¥11000−ですのでかなりお高い価格設定だと問われておりました。
うーん、ワインバーではどのように考えるべきか?ただ、残念なことにシャンパーニュはほとんどがハウス・シャンパーニュのボランジェがグラスで出て行きボトルでは8割以上が熟成したヴィンテージ・シャンパーニュの対応に為るだけにリストの構成を再考すべきかと個人的には思いながら。
オーナーシェフや女将さんなどではかなり辛らつな記載もございましたが、ソムリエ業界では唯一と言ってよいロオジエの中本さんの実名が。信頼関係の完成された仲のようでこれは素晴らしいことかと。
後は以前に勤務した経緯のある和食の料亭さんに関係の有られる方への記載が幾つかあったのと京都からの進出された方など、頷ける内容の記載もまた。
まあ、いずれにしても全てのお店を自身で伺われたことがすごいことでお知り合いのドクターに渡された書籍に”性格の悪い料理人の店に美味いものなし”との記述を。
これはソムリエにも当てはまるとは思われますが、その通りだと思います。個人的にリストランテ・オルトさんの谷村くんに関しては良い意味でそのように思いますし。(これから変わるかもしれないけど?)
私に至ってはどちらかと言うと性格は悪いほうでしょうから問題ですが・・・・・・。

          Sommelier R.Imamura