Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

価値観の問題かと

如何なんでしょう?暇なのかな、と思いながらも”つぶやき”を振り返ると毎晩中々素晴らしいワインをお楽しみいただけているのでは。今宵もそんな苦言も聞かされながらも価値観ながらもやはりワインの世界観は残念ながら・・・・・・。
・Bourgogne Pinot Noir’78 Nicolas Potel
・Jacques Beaufort Brut’90
・Morey Saint Denis’84 Jean Lefort
・Sassicaia’91 Tenuta San Guido
・Pommard Clos des Epenots’83 Chateau de Meursault
こちらもご無沙汰ながらお付き合いは続かれており。確かに中々素敵なマダムなだけにムッシュは酔いが廻られるほどに征服欲を。確かにヴィンテージ’78、これくらいから女性は熟れた色気をワイン同様に。ニコラ・ポテルは後1本の’78になりますが、いつもながらお利口な。
シャンパーニュの熟成の極みを知るには、入り口として最適かと’90のジャック・ボーフォールは。輝きながらもやや酸がまだ硬さを主張しますが次回は’78のシャンパーニュに手が届けば。
牽制はさせていただいたつもりでしたが。いつもならば熟成したブルゴーニュの現実的なものを、ですから1本目でもしくは何方も気に為られる銘柄に固執されると問題も。こちらもお利口なモレ・サン・ドニ、ヴィンテージの響きはさておいて甘酸っぱく仕上がったスタイルに皆様十分。ただ、遅れて来られるムッシュは何時もながら台詞のようにこのようなことを。相変わらずお言葉だけと心得ておりましたが、今宵ハーフのサシカイアのやや熟成を見つけられ手を伸ばされ。個人的には十分な味わいのしっかりめのボルドー五大シャトーにも匹敵する銘柄かと。ただ、5名での量的な問題と先の’84の熟成感に押され本来の姿をご覧頂く前に・・・・・。現実にこのサシカイアの375mlはモレ・サン・ドニの750mlが2本飲める価格なだけに。
後半は最近お疲れなのでしょうか?マダムの若さに負けておられる感も。前夜のイケム’81をグラスの後にムルソー城を。リストの黒ワインをご所望でしたが、ここにも価値観があられるかと。偶には良いかも?と後から考えましたがおそらくどちらも私の本音で。ただ、価格相応ぐらいの気もさせられましたが。 R